立て続けに奇妙な夢を二本見た。
一本目。
テレビコマーシャルを見ている。
精悍な風貌の長髪の男。ミュージシャンらしい。
男の顔がアップになって、
「◯◯◯(男の名前) 出口のない街」というテロップ。
真っ赤な大きな文字。
音楽が鳴る。歌詞もメロディも素晴らしい。
だららららら ららーららー
(目覚めてしばらく完全にメロディを覚えていたが
覚醒するにつれて忘れてしまった。
すごくいい曲だったという印象だけはある)
スッと場面が切り替わる。
殺風景なコンクリートの部屋。老人が座っている。
痩せぎす、白髪、銀縁メガネ。人当たりが良さそう。
どこかの芸能事務所の社長らしい。
「僕らの時代はほら、チャラボの時代だったからねえ」
どうやらチャボ(仲井戸麗市)のことを言ってるらしい。
親しい人や業界ではチャラボと呼ぶのかな、などと思う。
その殺風景な場所はどうやら学校らしかった。
なぜか自分はトイレを探し回っている。
トイレはすぐに見つかるのだが、夜中なので
新しい便器と交換する工事が行われていて使えない。
わりと大勢の作業員が来ていて騒がしい。
作業員のための出店も来ている。ハンバーグ屋らしい。
というあたりで目が覚めた。
自分はチャボは名前ぐらいしか知らず、曲も全く知らない。
本当にチャボに「出口のない街」なんて曲が
あるのかなと思って調べたら、そんなものは無かった。
でもAIは「仲井戸麗市に出口のない街という曲があります」
と堂々と答えていて、いい加減な物だなと思った。
それにしても、すごくいい曲だった。
* * *
二本目。
地元の街をNちゃんという女性と歩いている。
Nちゃんは東京でアイドルになって成功した人で
その後結婚もしている。
「なあ、これ見覚えない?」
とNちゃんが神社の壁を指さした。
たしかに見覚えがある。
壁の石を外すと、中は空洞になっていて、小さな
箱が入っていた。(中身がなんだったのかは忘れた)
うっすらと記憶が蘇ってきた。
Nちゃんと自分は同い年で、高校は違ったけど
遺跡研究か何かの課題で交流があり、他府県の
二人の男子生徒と4人でこの神社の調査をしたのだった。
他府県から来た二人は歴史オタクで
彼らの思い出話でNちゃんと盛り上がった。
自分はなぜかオネエになっていて
Nちゃんの顔に頬をくっつけながら
「おねえさま~」などと言っている。
Nちゃんはとても蓮っ葉な性格と話し方。
雨が降っているので相合い傘で歩いている。
近くのデパートで買い物。
「Nちゃん何買うん」
「あー、つまみかな」
「え?魚のエサ?」
「なんでやねん。でも魚釣りもするよー」
などと他愛もない会話。
「なあ、なんか食べに行く?
あの時もなんかたべたよな」
場面が変わって、結局ヤッちゃう。
ホテルの大きなソファーみたいなところ。
またさっきのデパートを歩いている。
「なあ、あんたこの土地出ていってよ」
「じゃないと、わたしまた来てしまうわ」
「どこか私の知らんとこに行って」
急に昔の知り合いが現れて警告する。
「やめときな。俺が旦那なら、
お前、天井裏で水槽の中やで」
自分は迷う。
Nちゃんと別れたくない。
たとえ◯されても…
結局、傘をもう一本買いに行った。
というあたりで覚醒した。
甘酸っぱい切ない気分が残った。
* * *
普段は全くそんなことないのに
秋はなぜか 心が恋愛モード。
肌寒くなってきて、人恋しくなるのかなあ。











