演劇企画戯舎(あじゃらや)
『闇の黒蟲~漆黒双六悪徒錦絵~』を観てきました
場所は「劇」小劇場
上演時間 : 約2時間 (途中休憩なし)
【アウトライン】
「死」が今より遥かに身近で、「生」が今より遥かに困難だった幕末の頃。政治腐敗、外国の脅威、毎年のように起きる大地震や台風などの天災により、世は退廃を極めていた。少年の頃に初めて人を殺めた杉の市は、以来、自身が盲人(座頭)という社会的弱者である立場を利用して世の中の悪を喰らいながら、品川宿を漂ってゆくのだった。死神を背中に感じながら、ひたすら生き抜く事と向き合った時に湧き上がる「善」「悪」の価値観の揺らぎ・・・三世 河竹新七、宇野信夫、井上ひさし等、優れた作家達が題材にし、また勝新太郎主演で人気を博した「座頭市」製作の切っ掛けにもなったと言われる秦々斎桃葉「藪原検校」を題材に、戯舎(あじゃらや)が描く幕末ピカレスク活劇!
【キャスト】 (以下敬称略)
佐藤伸之 : 杉の市
小磯勝弥 : 修平
田村友里 : おろく
森雅紀 : 蔵吉/町人
秋場千鶴子 : まさえ/お杉
北原マヤ : おくま
奥田萌々 : お夏/おろく(少女時代)
泉茉莉衣 : お勝
榎戸美月 : お米/町人
水谷敏行 : 琴の市/親方/役人
髙山夏姫 : 杉の市(少年時代)/捕り方
横山愛美 : 修平(少年時代)/捕り方
堀江恭介 : 買春侍/行き倒れの女衒/町人/攘夷派の侍/捕り方
松永隆嗣 : 頭巾侍/番頭/町人/攘夷派の侍/捕り方
伊藤貴子 : 講釈師
【感想】
演劇企画戯舎公演の観劇は3公演目ですが
佐藤伸之さんの団体主催の公演は18公演目でした
内容はアウトラインに書いた通りですが
幕末の品川宿を舞台に盲目の男の半生を描いた物語でした
悲しくて苦しいお話だけど笑えるシーンもちょっとありましたね
とても面白かったです
カーテンコールは撮影OKでした
終演後、キャストさんたちとお話し出来ました
劇団SETの新人・髙山夏姫さんとSET映放舞Jrの新人の横山愛美さんです
早速、ご挨拶出来て良かったです
今後の活躍を期待してます
主宰・作演・主演の佐藤伸之さんです
今年もがっつりの時代劇を堪能させていただきました
遊びの杜も楽しみにしてますね
この公演は明日(5/6)が千穐楽です
興味のある方は是非
ディナーに続く・・・