「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁海外研修の成果公演
『みえないくに』を観てきました
場所は東京芸術劇場 シアターイースト
本日、千穐楽でした
上演時間 : 約1時間50分 (途中休憩なし)
【アウトライン】
文化庁新進芸術家海外研修制度において、海外で研修され研鑽を積まれた成果を発表することを⽬的としています。演劇分野においては「次代の⽂化を創造する新進芸術家育成事業「⽇本の演劇⼈を育てるプロジェクト」」の⼀環として実施しています。
【あらすじ】
翻訳者は裏切り者……?
戦争と経済に揺れながら「みえないくに」を⾒ようとする、翻訳者たちの物語――
これは、架空の国グラゴニア共和国で話されている、グラゴニア語に魅了された翻訳者の物語。鴨橋真由(かもはしまゆ)は、⽇本では、マイナー⾔語であるグラゴニア語を独学で学んだ、グラゴニア語研究のパイオニアだった。彼⼥の夢は、「グラ⽇・⽇グラ辞典」という辞書を⽇本で出版すること。⼩さな出版社「⽉銭社(げっせんしゃ)」の編集者の重⼭朝⼦(しげやまあさこ)に、ダメ元で「グラ⽇・⽇グラ辞典」の出版を提案したところ、定年間近の重⼭は、退社前に意義のある本を出したいと思っていたこともあり、乗り気になってくれた。そして、社内会議でOKをもらえたところまでこぎつけたのだが、そこへ、グラゴニアが隣国に侵攻したというニュースが⾶び込んでくる。
公益社団法⼈⽇本劇団協議会では、2024年1⽉18⽇(⽊)〜21⽇(⽇)、東京芸術劇場 シアターイーストにおきまして、「⽇本の演劇⼈を育てるプロジェクト」⽂化庁海外研修の成果公演「みえないくに」の公演を⾏います。この公演は、⽂化庁新進芸術家海外研修制度において、イギリスで研修、研鑽を積んだ劇団印象の鈴⽊アツトが成果を発表すべく、本公演のための書き下ろし戯曲を演出いたします。壮⼀帆、岡千絵、⼟居裕⼦のベテラン俳優陣が、架空の国「グラゴニア」の⾔葉を巡って翻弄される⼥性たちの姿を描きます。海外研修の成果公演「みえないくに」どうぞご期待ください。
【キャスト】 (以下敬称略)
壮一帆 : 鴨橋真由、マイナー言語・グラゴニア語を独学で学んだ翻訳家。
岡千絵 : カレーラ・ヨゼヨゼ、SNSで鴨橋と知り合う謎のグラゴニア人。
井上一馬 : 常田吾郎、2年前「月銭社」の社長に就任。
玉置祐也 : 許斐雅則、「月銭社」の営業担当。
田中愛実 : 関口蘭蘭、企画担当の編集アシスタント。
大川永 : 砂の薔薇、擬人化された「砂の薔薇」。
森山真衣 : 美沙、重山の近所に住む高校生。
土居裕子 : 重山朝子、「グラ日・日グラ辞典」の担当編集者。
【感想】
1回目の感想⇒ 舞台 『みえないくに』 初日 (1回目)
内容はあらすじに書いた通りですが
架空の国・グラゴニアで話されるグラゴニア語に
魅了された翻訳者と編集者の物語でした
「グラ日・日グラ辞典」の発行まで扱ぎ付けた矢先
グラゴニアが隣国への侵攻を始めたニュースが舞い込んで
事態は急展開しちゃうんですね
終始引き込まるお芝居であっという間に終わった感じがしました
メッチャ面白かったです
カーテンコールはクアドラプル&スタンディングオベーションでした
この公演は今日が千穐楽でした
ディナーに続く・・・