座・高円寺 秋の劇場18 日本劇作家協会プログラム
TOKYOハンバーグ合同企画Vol.4+演劇ネットワーク@丸尾
『ハミダシタ 青空 ヲサガシテボクラハ』を観てきました
場所は座・高円寺1
本日、千穐楽でした
上演時間 : 約2時間5分 (途中休憩なし)
【アウトライン】
白白とした明かりに照らされて そこには空がなかった
だから もちろん青空もない 人は思った
空を見たい 青い空
人は夢見た 人々が籠っていた家のドアがあけはなたれ
走り出すのを
男は思った ここにいるのは後悔しか持たない人間さ
女は思った いえ 後悔さえも忘れてるのよ あなたは
男は なにかしないと なにかしないと なにかしないと
青空もない だが劇場があった それでも そこに立ち続けた人がいた
「魂の豊かさが 眼に見えるものや 物質だけで支えられているのではないことを証明しなければならないんです」
小説のセリフね と 笑いながら
人は走った 風に乗って どこまでも
頬撫でる風も吹かないこの町で いつか吹くだろう 風を信じて
【キャスト】 (以下敬称略)
吉本穂果 : 希世
山本啓介 : 優斗
槌谷絵図芽 : 麻衣
瑞木健太郎 : 柊
橘麦 : 天里
沖中千英乃 : 君子
当麻創太 : 孫
片桐健人 : 南
小松寛武 : 一二三
斉藤沙紀 : 夢子
尾前なおと : 誠二
片平貴緑 : 瞳
大関愛 : 真
干畠悠 : 千穂
木村凜平 : 宙
田中愛実 : 乙葉
橋本樹里 : 凛花
守屋百子 : 広実
森谷美月 : 瓜
松浦プリシラ亜梨紗 : 里桜
根本和史 : 九介
宮越麻里杏 : 薫
宇鉄菊三 : 瓦丸
山像かおり : 百合
山本亘 : 八弘
【感想】
1回目の感想⇒ 舞台 『ハミダシタ 青空 ヲサガシテボクラハ』 初日 (1回目)
内容は50年前に戦争があった世界のお話
そこは演劇禁止法が施行されていた
演劇人が戦争反対を演劇を使って訴えた事が発端だった
ある日、高校の生徒が養護施設に見学に来たのだが
その施設は50年前劇場だった
そこを運営しているのは劇場の支配人だった女性の娘と孫だった
ひとりの女子生徒が施設の地下に迷い込むとそこは図書館のようになっていた
1冊を手に取るとそれは戯曲だった
それは彼女にとって魅力的なものに見えた
見られてはいけない場所を見られてしまったため
彼女を仲間として迎え入れることにするのだが・・・
てなお話
図書館での場面や戯曲を燃やす場面で
キャストが本を演じるところが好きですね
メチャクチャ面白かった~
カーテンコールはダブルでした
この公演は今日が千穐楽でした
終わり