黄金のコメディフェスティバル
『黄金のコメディフェスティバル2022』のぶっ通しスペシャルを観てきました
場所はシアター風姿花伝
本日、千穐楽でした
劇場で購入したグッズ
ブロマイド(3枚1組) ¥1,000
ランダムチェキ 各¥500
上演時間 : 約6時間40分 (途中の休憩含む)
グーチーム 100~110分 (途中10分休憩含む)
休憩 40~50分
チョキチーム 100~110分 (途中10分休憩含む)
休憩 40~50分
パーチーム 100~110分 (途中10分休憩含む)
【アウトライン】
コメディの魅力をもっともっと多くのお客様へ
演劇におけるコメディ作品の魅力を広げるべく、話題の劇団を中心に2013年~2017年まで毎年開催されていたイベント、「黄金のコメディフェスティバル」です(通称、コメフェス)が、5年振りに復活しました。ついに第6回目を迎えます。「お気に入りの劇団が増えました!」という声が沢山あがるのが、このフェスティバルの特徴---そう、コメフェスは沢山の新しい劇団、沢山の俳優を知る絶好の出会いの場。
選りすぐった話題の6団体が、一人でも多くの皆様と出会うべく、45分の黄金の作品をギラつかせ、シアター風姿花伝に大集結!!
【出演団体と作品とキャスト】 (以下敬称略)
《グーチーム》
●劇想からまわりえっちゃん
『黄金時代』 脚本・演出:青沼リョウスケ
【キャスト】
岸本武享 : 鵜飼
中村猿人 : 男市
玉一祐樹美 : えりこ
ムトコウヨウ : 京田
大岩根綾奈 : 岡林
石澤希代子 : 堂上母
南大空 : 堂上
青木真美 : 溝脇
佐々木タケシ : 根尾
杉本惠祐 : 祖父江
佐野晋平 : 阿部
梶川七海 : めぐみ
平林和樹 : 柳
林廉 : 松井
◎あらすじ
プロ野球チーム「東海からまわりえっちゃんズ」2010-15年球団史に残る成績を残し黄金時代を築いた。応援団長を務める主人公鵜飼君の人生も同様に黄金期を迎えた。
しかし長くは続かない。成績の低迷に伴い鵜飼の支持率も低下。
居場所を失い青春の全てを懸けた応援団を退団。
2022年再び球場に現れた鵜飼。澱んだ瞳は復讐の炎が燃えている。
●東京ハイビーム
『ゴーストよ、こんにちは!』 脚本・演出:吉村ゆう
【キャスト】
黒田由祈 : YURI
那須野恵 : 佐竹真理子
藤村直樹 : 佐竹健一/ゴーストA~C
木下采音 : 美咲
大石真由 : すず
出井麻莉子 : さすらいのバイオリニスト(バイオリン演奏)
飯田南織 : マルコビッチ
有泉穂香 : コビッチ
近江知永 : 天の声(声のみの出演)
◎あらすじ
どこにでも居る普通の女の子、YURI。でも一つだけ、普通の人とは違っていたのです。何故なら、彼女には、ゴーストが見えるのです!
日々、ゴースト達が彼女にお願いごとをする為に、彼女の元を訪ねて来ます。
今日も今日とて・・・。しかし!今日のゴーストは強烈なゴーストで・・・思いもかけない願いごとをされてしまいます。絶対絶命のYURI!果たしてどうなる?!
東京ハイビームがお送りする、人気ゴーストシリーズ!
あなたはきっとこのコメディが好きになる・・・
《チョキチーム》
●劇団ラパン雑貨ゝ
『コマドリのコマドリ』 脚本・演出:山下哲平
【キャスト】
真野未華 : 須玖すずめ
本田一誓 : 安座間
柏木佑太 : 元アシスタント/船長/ガンマン(日替わり)/トスカーロ/国王
横尾下下 : すずめの父/カメラマン/アイディア/ガンマン(日替わり)/ダイケシ/爺や
吉田菜都実 : 船員①/ガンマン(日替わり)/カマキリ女王/姫
小澤みのり : 船員②/ガンマン(日替わり)/リキマカ/槍兵
羽根川洸太 : すずめの友人/右脳/左脳/タンブルウィード/カマ国王/子供/右大臣/左大臣
◎あらすじ
漫画家須玖(スグ)は漫画の続きが描けないでいた。漫画家なのに漫画が描けない。こんな致命的な事はない。過去には新人賞を取ったり連載された作品もあった。自らの登場人物たちと会話をしながら物語を進め、いつもその感情に素直な作品を作っていた。しかし今では読み切りや打切りの連続。「スランプなのかもしれない」そう編集者には伝えるが、そうではないことは本人が一番よく知っていた。『私は今描きたいものを描いていない』そう感じる中、物語を盛り上げるため編集者からある提案がくる。
果たして続きを描く事はできるのか。
そして編集者からの提案とは。
●演人の夜
『もしも生殺与奪の権を私が握ったら』 脚本・演出:金子賢太朗
【キャスト】
仁科穂乃花 : 神正子
永長孝盛 : 神勇
平野正和 : 馬川鹿男
三枝聖 : 池田面助
夢麻呂 : 阿呆総理
斉藤京之介 : 金剛筋治
キンダイチ : 片山左近
荏原汐里 : 茂原尚美
青瀬ハルカ : 万城目真
小川恵夢 : 万城目実
陽奈 : 舞浜園子
西藤東生 : ボネッセの人/コンビニの客/ゴキブリ
◎あらすじ
「生きてれば気分の悪い光景を嫌というほど見るし、吐き気を催す言動もうんざりするほど聞くし、そもそも今の世の中平気な顔して誰かを誹謗中傷する奴らが多すぎる!!あー、みんな消し飛んでくんないかなあ だってさ、ちょっと殴っただけでもお縄案件だから手は出せないじゃん?となるとできることって言ったら電子の海に愚痴を放出するくらいじゃん?でも私はそれじゃあ物足りないんだよなあ。でも捕まるのは嫌だなあ。ああどうしよう」
これは、選ばれた人間が世の中を整理する権利を得られたら…というもしも話。
《パーチーム》
●コヒツジズ
『先生、黄色い線の内側ってどこですか?』 脚本・演出:下亜友美
出演:
亜カリ友洋 : 木霊三郎
厚木拓郎 : 鹿野大洋
河野友保 : 千枚田万
内藤羊吉 : 右近治夫
佐瀬ののみ : 東天音
丑山未月 : 藤葉月
サトモリサトル : 間則人
池崎浩士 : 港ウェリントン
◎あらすじ
その日、とある地下鉄が急停止した。辺鄙な駅にて降ろされた乗客たちは、外に出ることができない。一体今この駅の周辺で何が起こっているのか、誰もわからない。
乗客たちの表情には、焦りが浮かんでいた。
「こんなところで焦っても仕方ないです。ゆっくり待ちましょう」と声をかけるのは、小学校で教師をしている男。しかし他の乗客の焦燥は変わらない。
なぜならば、ここにいる至って普通に見える乗客たちには、それぞれ『ここにいてはいけない』理由があったからだ。
●放課後ビアタイム
『常夏ブライダル』 脚本・演出:蜂巣和紀
【キャスト】
池澤汐音 : 常盤夏咲
麻生金三 : 常盤金成
古野あきほ : 常盤ゑゑゑ
高宗歩未 : 末永美幸
永瀬葵子 : 寿ゆかり
青柳伽奈 : 皆月純
長橋有沙 : 愛内結衣
蜂巣和紀 : 珍念
百合沙 : 陽一さん
◎あらすじ
今日は夢にまで見た憧れのブライダル。常盤夏咲(ときわなつみ)は一生に一度の晴れ舞台に胸を踊らせていた。今日は華やかで幸せに満ち溢れた人生最高の日になる……はずだった─!
え?新郎が来ない!?プランナーが倒れた!?
次々と夏咲の身に予期せぬハプニングが巻き起こる!
夏咲は無事に結婚式を終えることはできるのか!?
放課後ビアタイムが贈るコメフェス作品は、幸せ満載の笑って泣けるハチャメチャブライダル!!
【感想】
1・2回目の感想⇒ 舞台 『黄金のコメディフェスティバル2022』 パーチーム・チョキチーム (1・2回目)
内容は出演団体と作品とキャストに書いた通りです
6団体の作品を一気に観たわけですが、それぞれ特色のある演目でしたね
全然かぶりがなかったのが良かったですね
『黄金時代』はプロ野球の応援団の内部のいざこざを描いた物語
『ゴーストよ、こんにちは!』は幽霊が見える女性と妻を亡くした男性の物語
『コマドリのコマドリ』は書けなくなった漫画家の苦悩を描いた物語
『もしも生殺与奪の権を私が握ったら』は人間を間引く権利を得た女性の物語
『先生、黄色い線の内側ってどこですか?』は電車の止まった駅のホームで巻き起こる騒動を描いた物語
『常夏ブライダル』は結婚式でのトラブルを描いた物語
でした
どれも、それぞれの団体の色があって面白かったです
この公演は今日が千穐楽でした
終わり