パルコ・プロデュース2022
『桜文』を観てきました
場所はPARCO劇場
ロビーにこれが展示されてました
舞台セットの模型です
劇場では以下のグッズが販売されてます
上演時間 : 約2時間50分 (途中20分の休憩含む)
一幕 70分
休憩 20分
二幕 80分
【アウトライン】
明治後期(今から110年ほど前)、激動の時代の吉原遊郭。当代随一と謳われる花魁、桜雅は、その妖艶な佇まいとともに、決して笑顔を見せないことでも、その名を知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出そうと、当代きっての大店、紙問屋の旦那、西条宋次郎は、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を開くことに。
一方、吉原のような世界とは全く縁のない堅物で生真面目な若き小説家志望の霧野一郎に花魁道中の記事を書かせようと、新聞社が白羽の矢を立て、見物に参加させていた。全く笑わない桜雅を目の前に、霧野は、純真な心で思わず『笑ってください』と、叫んでしまう。途端に、『なぜ…』と発しながらゆっくりと倒れていく桜雅。混迷する花魁道中、騒然となる大勢の見物客。
それは、決して思い出さないように心の奥深くに閉じ込めていた想いが、一瞬にして呼び覚まされてしまった瞬間だった。桜雅がかつて花魁の見習い、雅沙子として過ごしていた頃、心から想いを通わせ合っていた少年、仙太。二人の淡く儚い初恋の想いと残酷な顛末。仙太と同じ目を霧野は持っていたのだった。
花魁道中で笑顔を引き出せそうもなかった西条は、桜雅が突然意識を失ったことで体面が保たれた、と霧野をかばい、匿う。果たして、この奇妙な出会いがもたらす運命とは?物語の歯車が動き出す......。
【キャスト】 (以下敬称略)
久保史緒里 : 桜雅、花魁/笹沖雅沙子
ゆうたろう : 霧野一郎、小説家/仙太
松本妃代 : 葵、振袖新造
石田圭祐 : 宝谷伝衛門、宝珠楼楼主
阿知波悟美 : 宝谷喜代、宝珠楼内儀
加納幸和 : 鶴松、芸奴/カメ、遣手
木村靖司 : 森信久、東新聞社主/市岡、初ものの客/他
有川マコト : 片岡秀達、編集者/ガク、植木屋/他
塾一久 : 猿八、幇間/植吉、植木屋親方/他
中山朋文 : 寅蔵、宝珠楼客引き/イチ、植木屋
永澤洋 : 岩崎真、東新聞社社員/太助、宝珠楼男衆/他
福永マリカ : 京子、花魁/夏衣、花魁/他
こぴ : 碧、振袖新造/小秋、花魁
白浜そら : 小鞠、禿/咲若、花魁
石倉三郎 : 与平、髪結い
榎木孝明 : 西条宋次郎、紙問屋四禄屋
【感想】
1回目の感想⇒ 舞台 『桜文』 (1回目)
内容はアウトラインに書いた通りですが
明治後期の吉原を舞台に笑顔を見せない花魁と
若き小説家志望の男の出会いと運命を描いた物語でした
途中から狂った歯車が引き起こす悲劇でしたね
独特の世界観で描かれていて何回観ても引き込まれました
カーテンコールはトリプル&スタンディングオベーションでした
この公演は明日(9/25)が千穐楽です
興味のある方は是非
ディナーに続く・・・