あやめ十八番 第十四回公演
『空蝉』を観てきました
場所は東京芸術劇場 シアターウエスト
劇場で購入したグッズ
公演パンフレット ¥1,200
上演時間 : 約2時間40分 (途中10分の休憩含む)
一幕 75分
休憩 10分
二幕 75分
【アウトライン】
時は現代。舞台は幻の江戸、八百八町。
魚屋・新八は、女房・お梶を亡くしてから自暴自棄となり、抜け殻のような生活を続けていた。或る日、腹を壊した新八は、友人であり当代随一の藪医者と悪名高い緒方卵白の元を訪ねる。この時処方された頓服によって、生死の境を彷徨う新八。半死半生の内、三途の川で女房・お梶と思いがけぬ再会を果たした新八は、目を覚ますと、女房会いたさに、もっと頓服を寄越せと卵白に迫る。
この噂が瞬く間に広まり、江戸中で日帰りの地獄旅行が大流行。
新作落語に傾倒する落語家、七代目・大酩亭白菊は、このブームを一本の落語にしてしまおうと目論むが……。
『住めば極楽、地獄も住処。ホンに“あの世”は、メタバース。』
【キャスト】 (以下敬称略)
林明寛 : 新八、魚屋で「反魂丹」によって地獄から帰った最初の男
大森茉利子 : お梶、半年前に亡くなった新八の女房
永田紗茅 : お朱鷺、お梶の妹
豊田陸人 : 定吉、お梶・お朱鷺の弟
丸川敬之 : 緒方卵白、江戸一番の藪医者
木原実優 : お鶴、卵白の診療所に勤める看護婦
秋葉陽司 : 大酩亭写楽(閻魔大王)、地獄の統治者、元大酩亭一門の噺家
福圓美里 : 夜死乃太夫、写楽の地獄での女房、故三浦屋吉野太夫
島田大翼 : 小野官兵衛、写楽の相談役、故弁天堂社長
金子侑加 : 死神、閻魔の右腕
中野亜美 : お初、地獄の入口の受付嬢
井上啓子 : お紺、写楽の現世での女房、いの・権助の母親
庄司ゆらの : いの、写楽の隠し子、お紺の娘
山本周平 : 権助、いのの異父兄、スリ
堀越涼 : 大酩亭白菊、噺家
池田海人 : 大酩亭悪太郎、噺家で白菊の弟子
熊野善啓 : 大酩亭※太郎、噺家で白菊の弟子
淺場万矢 : お銀、※太郎の女房で悪太郎と不倫中
吉田能 : 大酩亭黄桜、噺家で白菊の弟子
吉田悠 : 大酩亭八海山、噺家で白菊の弟子
高岡由季 : 大酩亭花華、噺家で白菊の弟子
高村颯志 : 番頭/他
武市佳久 : 男/他
黒澤風太 : 獄卒/他
内田敦美 : 受付/他
幡美優 : 子ども/他
松井愛民 : 町人/他
三廻部結衣 : 母親/他
《音楽》
吉田能 : ピアノ/他
吉田悠 : パーカッション/他
島田大翼 : ギター/他
高岡由季 : アコーディオン/他
池田海人 : ファゴット/他
淺場万矢 : 三味線
【感想】
あやめ十八番公演の観劇は4公演目でした
内容はアウトラインに書いた通りですが
幻の江戸を舞台に女房を亡くした男が
生死をさまようことによって起こる出来事を描いた物語でした
古典落語「死神」のテイストも織り込まれてましたね
生演奏をバックに軽快に展開していくのであっという間に終わった感じ
メッチャ面白い舞台でした
カーテンコールはダブルでした
この公演は明日(9/4)が千穐楽です
興味のある方は是非
ディナーに続く・・・