舞台 『リチャード二世』 初日 | Dolphin’s Holiday

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G.Garage///第4回公演

 

『リチャード二世』を観てきました目

 

場所はウエストエンドスタジオ

 

本日、初日でしたニコニコ

 


 

 

 

 

上演時間 : 約2時間40分 (途中10分の休憩含む)

 

一幕 90分

休憩 10分

二幕 60分

 

 

 

【アウトライン】

 

『私の王冠は喜んで譲る、だが悲しみはまだ私のものだ。私はまだ「悲しみの王」なのだ。』

リチャード二世は、シェイクスピア作品のどの王にもない不思議な魅力を放つ異彩の王。掴みどころのない巨大な影のような王。
王としての威厳を強烈に発しながらも、間違った決断を下し続け、臣下たちは次々と離反、遂には国を追放したボリングブルックに王位を奪われる。

「下へ、下へ、」淡々と落ちてゆき、素朴な一人の人間に、一つの小さな石のような存在にまで落ち込んでいくリチャード。そして観客に静かに語りかける。己が何者であるか、何者でもないか。
その落ちゆくリチャードの言葉の異常なまでの美しさ、息を呑むほどの虚無感と儚さは、シェイクスピア作品の中でも他に類を見ない。

「ある、ない。ない、ある…自分を何と呼べばいいか、名前が分からない。ああ、いっそ雪だるまの王であればよかった…」

そしてこの作品は、壮大な家族の物語でもある。リチャードと正反対の決断力と実行力をもつ従弟ボリングブルック。強力な愛国心で気を吐き続ける叔父ヨーク公爵。リチャードに最後まで付き添い、新王ボリングブルック暗殺を企てる従弟オーマール。リチャードへの深い愛とともに悲しみの女王となる妻イザベル。などなど、家族たちの愛と哀しみが何重もの円を描くように交差する。

今回の劇場、ウエストエンドスタジオは、コンクリートの壁に囲まれた無機質で無骨な10メートル四方の半地下空間。そこに狭く質素な庭を浮遊させ、アコーディオンとコントラバスによるインストゥルメンタル・デュオmama!milkの音楽とエミ・エレオノーラの歌声によって、歴史の猛者たちが甦り、降り積もる悲しみと明日への希望を紡ぎあげる。

 

 

【キャスト】 (以下敬称略)

 

河内大和 : リチャード二世、イングランド王

真以美 : 王妃イザベル、リチャード二世の2番目の王妃

鈴木彰紀 : ヘンリー・ボリングブルック、ジョン・オブ・ゴーントの子。後のヘンリー四世

横井翔二郎 : オーマール公爵、ヨーク公の子

野村龍一 : サー・ジョン・ブッシー/カーライル司教

風間晋之介 : ハリー・パーシー(ホットスパー)

齋藤慎平 : サー・ウィリアム・バゴット

松之木天辺 : ノーザンバランド伯爵

長谷川朝晴 : ヨーク公爵エドマンド・ラングレー、王の叔父

エミ・エレオノーラ : グロスター公爵夫人/ヨーク公爵夫人/庭師

清水寛ニ : ランカスター公爵ジョン・オブ・ゴーント、王の叔父/馬丁/庭師

 

 

【感想】

 

G.Garage///(Mash Company)公演は第1回から観てます

内容はアウトラインに書いた通りですが

インクランド王・リチャード二世の半生を描いた物語でした

シェイクスピア作品に出てくる王の中では異色な感じがしましたね

迫真の演技に引き込まれました

メッチャ面白かったですニコニコ

 

 

 

 

この公演は8/14(日)までやってます

興味のある方は是非ビックリマーク

 

 

 

 

配信に続く・・・ドキドキ