日活歌謡シリーズ 第一弾
『夜明けのうた』を観てきました
場所は渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
パンフレット付きチケットだったので特典ブースで受け取りました
パンフレットは¥2,500で販売されてました
上演時間 : 約1時間50分 (途中休憩なし)
【アウトライン】
青春×歌謡=時代を超えて伝える希望のメッセージ~
日活青春映画が、舞台で蘇る!
「日活歌謡シリーズ」とは
創業から109年を迎えた日本最古の映画会社・日活。
その歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、まさに黄金期を代表するのが「日活歌謡映画」です。
それは高度経済成長期という時代背景の下、歌謡曲と映画、そして豪華スターとの幸福な結びつきから生まれ、その時代を生きた多くの人々、特に若者へ向けての人生賛歌を高らかに歌いあげた最高のエンタテインメントでした。
銀幕の大スターが演じ、スターが歌う…彼ら若者たちの歌声と生き様は、時代を超えて愛され、また閉塞感が漂う今日においても、希望のメッセージを伝えていくこととなるのではないでしょうか?
そんな日活歌謡映画を、結成40年を超えて今なお進化し続ける総合芸術集団「スーパーエキセントリックシアター」が舞台化いたします。
「夜明けのうた」とは
映画の元となった楽曲は、1964年に岸洋子のシングル(いずみたく作曲、岩谷時子作詞)として発表され、大ヒットを記録し、第6回日本レコード大賞の歌唱賞を受賞。
映画「夜明けのうた」は、その楽曲「夜明けのうた」を主題歌に、日活が1965年に製作・発表した青春歌謡映画。
喧騒と頽廃の大都会の二十五時に咲いた純愛と愛欲の花を、後に「南極物語」(1983)で、日本映画界のトップに上り詰めた俊才・藏原惟繕が監督した。
人気絶頂のミュージカルスターでありながら、愛の焦燥にもだえる主人公をトップスターの浅丘ルリ子が演じ、失明を予告されている少女(松原智恵子)とその恋人(浜田光夫)との邂逅を通じて、自分が立ち向かうべき道を探っていく姿は、多くの人たちに感動を与え、日活の映画を代表する一本となりました。
【ストーリー】
1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。
人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、
妻子ある作曲家の愛人・野上(日向野祥)との密会に空しさを覚えるようになっていた。
そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。
それは典子自身の私生活を赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し、出演を断る。
気晴らしにドライブに出かけた典子は、
パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(武子直輝)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。
【キャスト】 (以下敬称略)
麻央侑希 : 緑川典子、人気女優
中村麗乃 : 小林千加子、縫製
武子直輝 : 丸山利夫、自動車修理工
市川美織 : 明子、千加子と利夫の孫、ストーリーテラー
日向野祥 : 野上大輔、作曲家
富永勇也 : 藤木明、若手俳優
森脇和成 : 中原、演出家
小沼将太 : 加納慎一、医師
YU-KI : 岸洋子、人気歌手
川﨑麻世(特別出演) : 真木耕作、脚本家
合田賢治 : 神山、プロデューサー
沖本宙恭 : ドライブインマスター/他
森川大輝 : ドライブインバーテン/他
藤井雅文 : ナイトクラブ司会者/他
森田陽大 : 富夫、緑川典子の付き人/他
白井美貴 : 房江、緑川典子の付き人/看護師/他
【感想】
内容はアウトラインに書いた通りですが
昭和40年代を舞台に転機を迎えた人気女優が
ヒッチハイクをする少年と少女のペアに出会って
からの変化を描いた物語でした
素敵な歌と泣かせるお話でメッチャ面白かったです
この舞台のお目当ては・・・
劇団SETのミキティこと白井美貴さんです
付き人の房江役や看護師役などで活躍してました
この公演が今年のSET初観劇で良かったです
カーテンコールはダブルでした
この公演は今日が千穐楽でした
ディナーに続く・・・