オフィスリコプロダクション
『ぼくらが非情の大河をくだる時』を観てきました
場所は中野テルプシコール
上演時間 : 約1時間 (途中休憩なし)
【アウトライン】
深夜、都内の公衆便所。そこは男が男を求めて集まる場所。
その猥雑な場に詩人が現れ、便所の壁や柱を愛撫し始める。
彼は愛に破れた無名戦士たちがそこに埋められていると信じ、毎夜探し歩いている。
詩人の父と兄は彼の狂気に悩まされ、見捨てるか葛藤しつつも彼を追う。
諦めたい父、見捨てたくない兄。
公衆便所に渦巻くそれぞれの思いと淫猥な男たち。
清水邦夫の美しい言葉で描かれる混沌の世界。
『ぼくらが非情の大河をくだる時~新宿薔薇戦争~』
銀ゲンタの新たな演出で旋風を巻き起こす!!
【キャスト】 (以下敬称略)
高村月 : 詩人
●白倉裕二/仲井真轍(Wキャスト) : 詩人の兄
髙木薫 : 詩人の父
大城将太
奥中椋
奥野雄太
境秀人
白川樹
高間淳平
服部遥介
山口恒祐
【感想】
第18回岸田國士戯曲賞を受賞した清水邦夫さんの戯曲でした
内容はアウトラインに書いたとおりですが
深夜の公衆便所という如何にも不気味な雰囲気の場所を舞台に
詩人と兄と父の愛と葛藤を描いた物語でした
役者の熱が伝わってくるアングラの匂いがプンプンの舞台でしたね
メッチャ面白かったです
この公演は明日(9/12)が千穐楽です
興味のある方は是非
終わり