カクシンハンPOCKET08
『冬物語~現実と夢幻のデッド・ヒート』を観てきました
場所はウエストエンドスタジオ
ゼロ距離特別席の特典をいただきました
去年やった「タイタス・アンドロニカス」のDVDっす
上演時間 : 約2時間35分 (途中10分の休憩含む)
1幕 90分
休憩 10分
2幕 55分
【アウトライン】
シチリア王レオンティーズは、妻のハーマイオニと親友のボヘミア王ポリクシニーズに密通の疑いを抱き、激しい嫉妬に駆られる。しかし王妃の潔白と死を知らされ、孤独のなか深い後悔の日々を送ることとなる。
時を越え、舞台は16年後、夏のボヘミア。恋仲となったボヘミア王子フロリゼルと羊飼いの娘はやがて再び一同を結びつけ、祝祭のなかひとつの奇蹟が起こる――。
シェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。
【キャスト】 (以下敬称略)
河内大和 : レオンティーズ(シチリア王)/羊飼い(パーディタの父と言われている人)/紳士4
真以美 : ハーマイオニ(リオンディーズの妃)/パーディタ(リオンディーズとハーマイオニの娘)/道化(羊飼いの息子)
岩崎MARK雄大 : カミロー(シチリアの貴族)/紳士1
のぐち和美 : ポーライナ(アンティゴナスの妻)/時(説明役)
井上哲 : フロリゼル(ボヘミアの王子)
島田惇平 : ポリクシニーズ(ボヘミア王)/エミリア(ハーマイオニの侍女)/ダイオン(シチリアの貴族)/熊/紳士3
野村龍一 : アンティゴナス(シチリアの貴族)/クリオミニーズ(シチリアの貴族)/羊/紳士2
ユージ・レルレ・カワグチ : 演奏者/#stdrums
伊是名モアナ : マミリアス(シチリアの幼王子)
【感想】
台風12号接近中でどうしようか迷ったけど観に行けて良かったです
帰りはもう雨やんでたしね
カクシンハンの公演はこれで10作品目でした
究極の悲喜劇でしたね
前半は妻と親友の不貞を勝手に想像で疑いすべてを失うシチリア王が中心
後半は父に捨てられた娘がボヘミアでの暮らしが中心とガラっと変わるし
シチリアが冬でボヘミアが夏だったり、シチリアがモノクロでボヘミアがカラフルだったりと
対照的に描かれてましたね
客席が舞台を三方向から囲む形になっているのでどこで観るかで見え方が違うかも
ちなみにおいらは会場に入って右側手前最前列だったんですが
この席はいろいろと楽しいことがありましたよ
それに2幕の初めには躍るシーンがあるんですがキャストさんに手を引っ張られ一緒に踊りました
なんかいろいろと体感出来てメッチャ楽しかったです
終演後、アフタートークに参加しました
登壇者は演出の木村龍之介さん、翻訳家の松岡和子さん、キャストの河内大和さん、真以美さん
翻訳の話や演出の話、演じ手目線の話などいろいろと聴けて良かったです
すべてが終わりキャストのみなさんとお話し出来ました
河内大和さんと野村龍一くんです
河内さんはシチリア王と羊飼いの相反する役がいっぺんに観れて良かったです
野村くんは初カクシンハンだったけど、さすがの一言でしたね
写真ありがとうございました
この公演は7/31(火)までやってます
興味のある方は是非
おススメですよ~
終わり