三谷幸喜作・演出
『酒と涙とジキルとハイド』を観てきました![]()
場所は東京芸術劇場 プレイハウス
劇場で購入したグッズ
公演パンフレット ¥1,800
他には
トートバッグ ¥1,000
フェイスタオル ¥1,300
マスキングテープ ¥500
赤ワイン(ハーフサイズ) ¥1,200
チェンジングチケットホルダー ¥800
が販売されてました![]()
上演時間 : 約1時間45分 (途中休憩なし)
Warning!!
以下ネタバレ有り![]()
これから観に行かれる方は
注意願います
【アウトライン】
あの混乱が、ふたたび!
舞台は19世紀末のロンドン。ジキル博士が開発した新薬は、人間を善と悪の二つの人格に分ける画期的もので、それを飲めば、邪悪な別人格のハイド氏に変身する、・・・はずだった。学会発表を明日に控え、薬がまったく効かないことに気づいたジキル博士(片岡愛之助)は、追い詰められた末、役者のビクター(藤井隆)にハイドを演じさせ「ふたり一役」の替え玉作戦で乗り切る奇策を打ち出す。しぶしぶ引き受ける羽目になったビクターと替え玉リハーサルをしている最中、ジキル博士の婚約者イヴ(優香)が訪ねてきて鉢合わせしまう。博士の助手プール(迫田孝也)が機転を利かして急場をしのぐが、事態はさらに混乱していく・・・。
三谷幸喜が喜劇作家として原点回帰を図り、コメディの真髄に挑んだ本作品が、片岡愛之助、優香、藤井隆らの初演メンバーが再集結し、2018年春に再演決定!
【キャスト】 (以下敬称略)
片岡愛之助 : ジキル博士、人格を分離させる薬を研究している
優香 : イヴ、ジキル博士の婚約者、薬を飲むとハイジに変身
藤井隆 : ビクター、劇団の下っ端役者、ハイドを演じるようジキル博士から依頼される
迫田孝也 : プール、ジキル博士の助手
《ミュージシャン》
高良久美子
青木タイセイ
【感想】
初演から数えると3回目の観劇でした![]()
三谷幸喜さんお得意のワンシチュエーションコメディですね
内容ですがジキル博士が人格を分離させる薬を完成させたということで翌日、発表会を開くことになるんですが実は薬が完成していない![]()
そこで役者のビクターにジキル博士が薬を飲んだ後に出てくる人格「ハイド」を演じるよう依頼します
だが手違いで婚約者のイブとビクターがジキル博士の研究所で鉢合わせしてしまいます![]()
でもイヴはビクターのことを人格が変わったジキル博士だと信じ込んでしまうんです
ビクターに屈辱的な言葉を投げかけられると、嫌がるどころか喜んでしまうイヴ
イヴは大人しいジキル博士よりワイルドな男が好みだったんです
しかし、一歩足を踏み入れることが出来ずにいるイヴ
そこでイヴは自ら人格が分離する薬を飲むのだが・・・
当然、薬は効き目がないので人格は変わらないはずなんですが思い込みなんでしょうね
人格が変わっちゃうんですよ![]()
そして最後には薬は完成していないことを知り死にたいくらい恥ずかしくなるイヴでした
しかし立ち直ったイヴは、薬のことをジキルの恩師である父に報告しますといって帰って行ってしまいました
これで婚約は破棄、明日の発表会はダメになってしまいます
絶望で泣いてしまうジキル博士でしたが薬に涙が入ると化学変化を起こします
これで薬が完成したと喜ぶジキル博士は早速、薬を飲みます
すると苦しみだし、体は煙で包み込まれ暗転します
明転し立ち上がったジキル博士
プールやビクターを睨む![]()
慄く二人![]()
客席側に振り返り一言![]()
「やっぱりダメか~
」
てな感じで人格の入れ替わりがテンポよく行われる様が面白いんですよね![]()
それも、後半はプールのいらずらでヒートアップしちゃうんです
あとはイヴの人格の変わりようも良かったですね
人格が変わった後はハイドではなくハイジの名乗ってましたが
ハイジとイヴは真反対の性格ですからね
それを優香さんひとりで演じられるのはコメディエンヌとしての才能なんでしょうね![]()
最後までメチャ楽しく観ることが出来ました![]()
カーテンコールはダブルでした![]()
この公演は5/26(土)までやってます
興味のある方は是非![]()
ソワレに続く・・・![]()







