劇団UTY第四回本公演
『たとえば僕が死んだら』を観てきました![]()
場所は千本桜ホール
上演時間 : 約1時間30分 (途中休憩なし)
Warning!!
以下ネタバレ有り![]()
これから観に行かれる方は
注意願います
【アウトライン】
貴方には、どうしても守りたいモノがありますか
北陸地方のとある湖の畔りに佇むペンション『よぞら』。
清潔で、従業員もみなさん笑顔で接してくださる素敵なペンションなのに、なぜかお客さんが少なく、僕が足を運んだ時は経営難だったようです。
案内された部屋の2部屋先には大学生グループも泊まっていました。
いまどきにしては感じのいい若者たちだったんですが、その中の1人がこんな事を言うんです。
「このペンション…なんか…変…」と。
【キャスト】 (以下敬称略)
酒井栞 : ペンションのオーナー
櫻田愛実 : ペンションの従業員
狩野絹成 : ペンションの従業員、オーナーが好き
藤島克成 : オーナーの恋人、ペンションに住みついた幽霊
星名利華 : オーナーの妹、ペンションに住みついた幽霊
寿エリカ : 大学生、ペンションの宿泊客、霊感がある
小林千草 : 大学生、ペンションの宿泊客
高木優人 : 大学生、ペンションの宿泊客
ゆう : 大学生、ペンションの宿泊客
飯塚裕司 : 脚本家、ペンションの宿泊客
【感想】
ペンション“よぞら”を舞台にした群像劇でした
それも幽霊の出るペンションでそれがネットで噂となり経営難に陥っているという設定でした
「このペンション・・・なんか・・・変・・・」とは霊感のある大学生の言葉ですね
でも彼女が真相を読み取るんです
幽霊とはオーナーの恋人と妹で3年前の交通事故で亡くなってるんです
ふたりはオーナーを助けるために部屋を掃除したり草むしりしてたところを霊感のある客に見つかって噂になってたんですが、ふたりはそんなことに気付きません
そこでオーナーのことが好きな従業員の後押しをしてこの世を去る訳です
このシーンがメチャ涙を誘うところでしたね
星名利華さんのこのシーンでの表情がめちゃいいんですよ![]()
自分の運転での事故で自分だけでなく姉の恋人も巻き添えにしてしまった負い目もあったと思います
そんな姉と死んだ恋人が満足気だったのが救いになったんでしょうね
ペンションのほうは宿泊客だった脚本家がこのペンションで起こったことを書いた本がヒットして一躍有名になり、それがキッカケでペンションにも宿泊の予約が殺到し経営難を逃れるんです
そしてその本が映画化され脚本家から映画のチケットが贈られてくるんですが、ちゃんと死んだオーナーの恋人と妹の分も入ってるんですよ
とても心温まる素敵な舞台でした![]()
終演後、星名利華さんとお話し出来ました![]()
舞台後に会うのがメッチャ久しぶりでした![]()
2ショットはこれが初めてです
マッチポンプの時はキャストの誰とも自分との写真を撮らなかったんですね![]()
写真ありがとうございました![]()
この公演は4/24(日)までやってます
興味のある方は是非![]()
終わり![]()


