劇団水中ランナー第五回公演
『四月の魚』を観てきました
場所はワーサルシアター
劇場では過去公演DVDと劇中音源CDが販売されてました
上演時間 : 約1時間40分 (途中休憩なし)
Warning!!
以下ネタバレ有り
これから観に行かれる方は
注意願います
【アウトライン】
作家が花火をあげる。
動き出す物語の中の人々。
そして、それを見守る女性。
四月の魚のような、そんな人々の物語。
【キャスト】 (以下敬称略)
(Aチームです)
高橋卓士 : 飯山、小説家
杏実えいか : 南、飯山の彼女
花田裕二郎 : 西原、編集者、飯山の友人
石井貴之 : 熊川、大物作家の秘書
(小説の登場人物)
栗栖裕之 : 幸太郎、彩花の彼氏
堀之内良太 : 隆博、幸太郎の同級生、真理子の彼氏
松本稽古 : 真理子、看護師、幸太郎の同級生
川村美喜 : 彩花、幸太郎の彼女、病気で入院
江島雄基 : 昭太、彩花の弟、由美の彼氏
天野なつ子 : 由美、昭太の彼女、母親が彩花と同じ病院に入院
楽曲提供
白濱賢吾
【感想】
劇団水中ランナーさんの舞台は初でした
内容としては、あるる売れない小説家のもとに大物作家のゴーストライターの話が舞い込んできます
その大物作家が病気で入院してしまったのが理由でした
そばで見守る彼女の後押しもあって引き受けることに
テーマは「花火」
彼が書き始めたのは花火の町に住む病気の彼女と彼氏のお話
その町では20歳を最初に6年ごとに自分たちの力(お金)で打ち上げ花火を上げる風習がある
しかし彼らは26歳の時、打ち上げることが出来なかった
そこで彼女を元気にするために4月1日の幸太郎の誕生日に花火を打ち上げることにしたのだが・・・
これは小説家の実体験でした
そばで応援していたのは彼にしか見えない彼女
実際には花火を打ち上げる前に彼女は亡くなってしまったんですが、小説の中では彼女は奇跡的に回復して一緒に花火を見るのでした
この彼にしか見えない彼女を杏実えいかさんが演じたてんですが
それが分かった時点でもう切なくダメでしたね
ボロボロでしたよ
そしてラストのみんなで花火を見るシーン
看護師演じる松本稽古さんの涙を見たとたんもらっちゃいました
こんなに切ないのに元気をもらえる舞台ってそうそうないと思います
終演後、キャストのみなさんとお話し出来ました
南役の杏実えいかさんです
自由奔放な役でしたがそんな背景がある役とは
って感じでしたね
7月のマッチポンプ出演を切に希望します
真理子役の松本稽古さんです
ちょっと頭の悪い彼氏とのやり取りがメッチャ面白かったです
ラストの涙にはやられました~
来月の「透明少女」楽しみにしてますね
この公演は明日(3/21)が千穐楽です
ですが楽日はキャンセル待ちらしいっす
ソワレ観劇に続く・・・