今月、観にいく舞台の情報です
劇団SETの仲井真徹さんが出演する舞台
Kitty Film Presents 2012
『破壊ランナー』が明後日29日から始まります
破壊ランナー
THE RACE CRUSHER
Kittyfilm Presents 2012 a Nishida Shater direction
キティフィルムPresents2012 作・演出 西田シャトナー
2012年3月29日~4月3日公演
西暦2700年代。
人々は生身の人間が音速で走るスーパースポーツ
「ソニック・ラン」に熱狂していた。
◆ストーリー
───西暦2700年代。人々は、生身の人間が超音速で走るプロスポーツ「ソニックラン」に熱狂していた。
今日も世界中のサーキットで、プロランナーたちがチェッカーフラッグを競い、デッドヒートを繰り広げている。
気まぐれな走りの【キャデラック】、サーキットの貴公子【イグレシアス】、悪天候に強い【ブルーナイト】、
本能の走りで競争相手をなぎ倒す【ピラニアJ】、美しき女侍【カルリシア】、チームプレイの【リッチモンド兄弟】…。
そんな中、黄金のランニングスーツに身を包み、デビュー以来負け知らずの10期連続ワールドチャンプ、どんな相手も寄せ付けない
人類最速1.71音速のレコードを持つ男…【豹二郎ダイアモンド】がいた。
はたして、豹二郎を抜くランナーは現れるのか。
全てのランナーの挑戦を真っ向から受け、2707年、後に「人類史上最も熱いシリーズ」と呼ばれた豹二郎ダイアモンド、
最後のワールドシリーズが、旧大陸アリゾナサーキットで開幕する!
◆登場人物
豹二郎ダイアモンド
Hyojiro Diamond
UK-[MAXSPEED]1.71音速
磯村洋祐(劇団EXILE)
港町リバプール出身。孤児。
街で不良仲間と共に窃盗を繰り返し、警官から逃げる生活をするうち、12歳の時に我流のフォームで音速を超えた。
15歳でついに1.5音速に達し、当時のチャンプ、リンコ・スカイウイングに見いだされてプロ入りを果たす。
17歳でAクラスデビューするやいなや、その年のワールドチャンピオンに輝く。
以来4年間無敗を誇るという絶対的な天才。彼に憧れて街中で音速を突破しようとする若者が増え、社会問題になったこともある。
キャディラック
Cadillac
フランス-[MAXSPEED]1.68音速
大河元気
勝ち負けに関係なく、「走りたいから走る」という独自の哲学を実践する、サーキットの詩人。
気が乗らないとすぐにレースを中断してしまうため、「万年リタイヤ男」の異名をとるが、姿に共感を覚えるファンは多く、人気投票ではいつも上位にいる。
異名通り、めったに完走することはないものの、完走すれば必ずトップ3に入るという、超一流の実力の持ち主。
好きなタバコは「リンカーン」。
スパイク・クリムゾン
Spike Crimson
平野良
新参チーム「アロイ」と専属契約を結ぶランニング・デザイナー。
彼のデザインしたフォームで走るアロイのランナーたちは、軒並み1.65音速を突破し、チームをあっという間にAクラス入りに導いた。
まだハイスクールに在籍していた10代の頃に、理論物理学、時間工学、重量子力学など、9つの分野で新技術を開発し、すべてを企業に売却して富を得たという早熟のド天才。
趣味は釣りとオートスポーツ。
黒川フランク
Franken Kurokawa
保村大和
巨大エネルギー企業「EXL」の若手幹部として名うての存在だったが、2701年、突然経済界を引退。
3年後、ソニック・チーム「アロイ」のオーナーとして再び表舞台に現れた。
金に飽かして技術開発を進め、わずか2年半後の今年Aクラス入り。
初年度にして優勝も可能と前評判は高い。
異常なまでの美術収集癖はつとに有名で、私設美術館を各国に所有している。
お気に入りは20世紀の画家ラッセン。
セルゲイ・イワノ・ポドルスキー監督
Sergey Iwano Podoksky
ロシアⅢ-[Of the past MAXSPEED]1.67音速
松雪オラキオ(弾丸ジャッキー)
豹二郎のチーム「アローヘッドUK」の監督。
かつては自らも鎖国国家ロシアⅢで公務員ランナーとして活躍していたが、ワールド・シリーズ参戦への思い断ちきれず、標準世界に亡命。
だが、その時に負ったDNA損傷弾の傷がもとで、音速で走る脚力を永遠に失ってしまった。監督に転向してからは、優れた指導力で多くの選手を優勝に導く。
ロシアⅢでは男として育てられたが、標準世界に来てから、薄々、自分が女ではないかと疑っている。
ライデン
Ryden
北モンゴル自由国-[MAXSPEED]1.80音速
川隅美慎
黒いランニング・スーツに身を包んだ、チーム「アロイ」のエースランナー。
Aクラス初参戦。
G3クラス時代には、全てのレースでクラス最高ラップをたたき出すという驚異的な記録を残した。
最新のランニングフォームによる性格無比な走行を実践する一方、接触をかえりみない危険なデッド・ヒートを繰り返し、「ブラック・サンダー」の異名で恐れられる。
出身地以外、彼の経歴はほとんど公表されていない。
リンコ・スカイウイング
Lynco Skywing
オーストラリア-[Of the past MAXSPEED]1.62音速
細野今日子(劇団競泳水着)
豹二郎のチーム「アローヘッドUK」専属ランニング・フォーム・デザイナー。
デザイナーに転向する前はランナーとして活躍していた。
現役時代のコーナーリング技術は凄まじく、「ゴッドステップ・リンコ」とあだ名された。その神業的コーナーリングは荒れるレース程威力を発揮し、2690年代にはチャンピオンシップを2回も獲得している。
未だにあちこちのチームからランナーとして誘われるが、くどき落とした者はいない。
カルリシア
Lady Calrissia
ケニア-[MAXSPEED]1.67音速
平栗里美
「赤い閃光」の異名を持つ、女性ソニックランナー。
磨き抜かれた五感と筋力で風を読み、空間を切り裂くように進むスプリット走法を得意とする。カーブ直前で彼女にマークされたら、逃れるすべはない。
孤独を愛し、賞金はすべて自分の肉体を鍛えるために使う。その求道的かつストイックな姿勢から、玄人的ソニック・ファンの人気が高い。
チームには所属せず、自分の監督するエンジニア集団をスタッフとして従えている。
Mr.ビブラート
Mr.Vibrato
アメリカ共和国連邦-[MAXSPEED]1.70音速(参考記録)
宮崎陽介
通称「アニキ」。日本出身。
元インディーズ・ランの選手だが、ゴールデンボックス社(社長の息子が彼のファン)からの援助を得て、ア連邦所属のプロ・ソニックランナーとなった。
優勝成績ゼロ、1位完走実績も4度のみ。にもかかわらず、子供に絶大な人気を誇る。シーズン前に世界の小児病院を回り、難病の子供とレースの上での約束をする。
ほとんどが彼の能力を超える約束だが、それを守らなかったことは一度もない。
ザ・ピラニア
(本名・眠る大いなる鷲)
The Piranha
(Sleeping Great Eagle)
アマゾン自治領-[MAXSPEED]1.64音速
森渉
森の戦士とし呼ばれる。アマゾンの原住民族「ウッドマン」の若者。
樹上を音速移動して狩りをしているところをア領チームスカウトに発見され、プロデビューした。
立体的コースを進む時の異常な速さや、その謎めいた出自から、呪術による超能力があると噂される。
実際の本人は、自然を深く信仰し、賞金で養子を17人も育てているなど、穏やかで奥深い一面を持つ。
角砂糖を切らすと凶暴化する自分に悩んでいる。
イスタンブール・ベック
Istanbul Beck
ニューイスラエル-[MAXSPEED]1.69音速
原田篤
通称「サーキットのおせっかい焼き」。
勝利よりも正義を尊び、不正行為の被害にあっているランナーを見つけた時には助けずにおれない。
時には、不正行為を事前に予知して助けたケースもあり、本人は、生まれつき悪を感知すると頭痛を起こす「ジャスティスセンス」を持っているからだと主張している(ただし医学的には否定されている)。
自分の順位を下げてでも不正行為の現場へ急行するので、なかなか優勝しない。
プリンセス・ティモア・ワン・グオ・ローズ
Princess Timor Wang Guo Rose
グオ・ローズ王国-[MAXSPEED]1.66音速
長尾奈奈(無名塾)
通称「サーキットのジュリエット」。
代々天才技術者が多く生まれる富裕国「グオ・ローズ王国」のプリンセス。
長年にわたり敵対関係にあるイグレシアス皇国の王子ランドロンのことを毛嫌いしており、彼が優勝したら自分にプロポーズするとの公約に抗議するため、ソニックランナーとして今シーズンデビューした。
王女の戯れと批判される中、現在、本人も予想外の好成績で疾走し、ランドロンの優勝を阻んでいる。
虎群城アスカ
Komuragi Asuka
日本-[MAXSPEED]1.66音速
内山智絵(少年社中)
通称「サーキットの黒帯」。
古流マーシャルアーツ道場「コムラギ流音速拳」の館長・虎群城ケンシロウの娘にして師範筆頭。
音速拳を極めるためにあえて道場を休み、プロランナーとなった。
今季すべてのレースに参加したあとは、ランナーを引退して音速拳師範に復帰すると表明している。
通常の運動理論とはことなり、「蹴り」と「突き」を組み合わせた全身稼動によって音速走行を達成している。
「ソニックランも格闘技のひとつ」と言い切る。
トレオ・ブルーナイト
Toraio Blueknight
イタリア-[MAXSPEED] 1.65音速
大村わたる(柿食う客)
通称「暗闇の騎士」。
先天的に視力を持たずに生まれた。
両親が財力レベル40以下の貧困層であったため、人工眼球の移植手術を受けることができないまま成長。
鍛え上げられた聴覚・嗅覚を駆使して犯罪者社会を生き抜いたが、やがて自分の人生を変えるために暗黒街から脚を洗い、プロランナーになった。
鼻の利かない妹、気の利かない弟がいる。
悪天候やトンネル、そして夜のレースに絶対の自信を持つ。
早井速三
Hayai hayazo
日本-[MAX喋りSPEED]620文字/分
仲井真徹(劇団SET)
ISRC(国際ソニックラン連盟)公認のレースDJ
8才の時、内気な性格を直すために始めたアナウンサー療法が爆発的な効を奏し、大人をも言い負かす弁舌闊達少年に。
9才でプロとなり、子供の立場を生かした突撃インタビューで人気を得る。
13才に成長した今、国際的少年スポーツジャーナリストとしても評価され始めている。
著書に『音速の戦士たち』『プロランナーのドス黒い舞台裏』『君もハキハキ話せる!』など。
ランドロン・イグレシアス
Laindelon Iglesias
イグレシアス皇国-[MAXSPEED]1.66音速
熊代悠喜
イグレシアス皇国の53代王子。
王族の趣味でソニックランナーにある者は多いが、実際に世界ランナーになったのは彼が初めてである。
優雅な走りと、優しいルックスで人気を得ている一方、その成功の影で、発狂寸前になるほど厳しい努力を積んでいると噂される。
ワールドチャンピオンになったら、ライバル国であるグオ・ローズ王国の姫にプロポーズすると公言して以来、@サーキットのロミオ」と呼ばれる。
スージー・スネークマン
Susie Snakeman
グレートハワイ-[MAXSPEED]1.66音速
國津ココ
通称「魔法使いスージー」。
260年前の伝説的オリンピック選手、チャン・スネークマンの子孫であるが、それよりも祖母が著名な預言者であることの方が有名になり、このあだ名がついた。
彼女が実際に魔法を使えるという噂は後を絶たず、彼女の参加したレースでも過去に数回、原因不明のクラッシュ事故がおきている。
そのたびに彼女は上位入賞しているが、彼女自身は魔法の存在そのものを否定している。
◆スタッフ
作・演出:西田シャトナー
照明:杉本公亮
音響:田上篤志
美術:長田佳代子
舞台監督:大竹竜二
ヘアーメイク:中原雅子
衣装:山田恭子
宣伝美術:末満健一
スチル撮影:ノザワトシアキ
WEBデザイン:瀬川祐
キャスティング協力:玉山悟
制作:紫音史おり 小畑幸英
制作デスク:冨田日出子(キティフィルム)
アシスタントプロデューサー:佐藤由香(キティフィルム)
プロデューサー:高橋正行(キティフィルム) 登紀子(アプリコットバス)
企画:多賀英典(キティフィルム)
協力:劇団たいしゅう小説家 アプリコットバス
企画・製作:(株)キティフィルム
◆スケジュール
3月29日(木) 19:00
3月30日(金) 19:00
3月31日(土) 14:00 / 18:00
4月 1日(日) 14:00
4月 2日(月) 19:00
4月 3日(火) 14:00
◆公演詳細
公演日程:2012年3月29日~4月3日
会場:あうるすぽっと 豊島区東池袋4-5-2ライズアリーナビル2F・3F
アクセス:
【東京メトロ】
有楽町線 東池袋駅:6・7番出口より直結
副都心線 雑司ヶ谷駅:1番出口より都営荒川線に乗り換え または徒歩10分
【JR線】
JR池袋駅:(東口)より徒歩10分 ※JR池袋駅 東口を出てグリーン大通りを直進
上演時間:各公演 2時間(休憩なし)
※開場:開演の30分前 ※未就学児童のご入場は、ご遠慮ください。
チケット:全席指定 6,000円[税込]
【当日券】
当日券は、平日公演(29日19時、30日19時、2日19時、3日14時)チケットのみ、開演1時間前より販売いたします。
【一般発売】
ローソンチケット(PC・携帯) Lコード37745
予約 TEL 0570-084-003 関東地区 24時間受付
演劇・クラシック専用予約 TEL 0570-000-407(10:00-20:00)
お問合せ TEL 0570-000-777(10:00-20:00)
ご注意:各プレイガイド以外(オークション等)によるチケットの購入は、正式なチケット販売経路ではございません。思わぬトラブルの原因となる恐れがありますので、ご購入しませんようご注意ください。
◆お問合せ
破壊ランナーに関するお問合せはこちらまで。
キティフィルム
TEL:03-5428-0477(平日10:30-18:30)
【公演期間中のお問い合わせ先】
あうるすぽっと
TEL:03-5391-0751
余談
音速とは
文字通り音の速さである
気温15℃、1気圧 (1013 hPa)の空気中での音速は秒速340m(時速1225km)
物体の速度を、音速の何倍であるかで表した「マッハ○○」という表現が用いられることがある
この舞台で1.6音速~1.8音速で走るということは時速1960~2205kmで人間が走ることになる
それをどう表現するのかな
楽しみだね