ショートピース | Dolphin’s Holiday

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タバコではありませんあせる

今日、放送された番組名です

見ていたら劇団SETの方々も出演されていましたニコニコ



『ショートピース』

三宅裕司が企画段階から台本、キャスティングなどすべてに関わり、
演出家タカハタ秀太と、豪華俳優陣とともに"演じる笑い"にこだわって作る
13本ものショートムービーショー!!

2011年3月20日(日)16時~17時25分放送

 三宅裕司が主催するショートムービーショー『ショートピース』が3月20日(日)16時~17時25分に放送される。これは、笑えるショートムービーを主軸に、実に多種多様な作品13本をオムニバス形式でお届けする番組。三宅裕司が企画段階から台本作り、キャスティング、演出などあらゆる面で全面的に関わり、演出家・タカハタ秀太と初タッグを組んで全編ロケで制作するこだわり抜いた作品だ。

 キャスティングも大杉漣遠藤憲一木村祐一六平直政中村雅俊など豪華実力派俳優が続々登場! あの人がこんな役を!? といったキャスティングの妙も大きな見どころのひとつだ。設定やせりふがきちんと練られた台本を、演技力に定評のある役者陣が真剣に演じることで生まれる "笑い"を作りだす。


例えば、大杉漣は二重人格の犯人や、トイレの落書きに悩む男、中村雅俊は若いころの自分を見つめ直す男や、人の善意に感謝しない奴にキレる男、遠藤憲一は、物忘れの激しいおしゃれな男などベテラン俳優たちがさまざまな役に挑戦!
 三宅裕司は、泥棒、恋するギター弾き、八百屋、刑事、娘の結婚話をもちかけられる父などバラエティ豊かな役でほとんどのショートムービーに出演。各話ごとに三宅裕司とその話の出演者とのトークも挟み込まれる。

 これほど手の込んだ内容と豪華なキャスト陣でお送りする『ショートピース』、日曜午後帯の放送ではもったいないぐらいだ。
 この番組の主催者である三宅裕司に話を聞いてみた。


Q.この番組は三宅さんご自身がやりたかった企画だとお聞きしましたが…?


 昔から演じる笑いがやりたくてこの芸能界に入ったんです。でも、今はトーク番組や、素を見せる番組ばかりになって、芸人さんもネタをやる番組がどんどん減ってますよね。ずっと修行してきて演じる部分をやる場所がテレビにはない。おそらくありのままをお茶の間に見せるという特性がテレビにはあるからこうなったんだと思うんですよね。だからこそ、スタジオの書き割りのコントではなくて、ドラマのように全編ロケによる、きちっと演じる笑いというものを作ってみよう、ということです。


Q.どのあたりまで関わられているんですか?


 最初から全部です。企画会議からですから、本を発注するところから、演じる笑いをやろうということになって、タカハタさんを演出家として迎えて、一番やりたいところに話が落ち着いた感じです。
 台本も監督と選んでいるし、キャスティング会議にも出ていますし。最初、お笑いの喜劇役者さんでやるか悩んだんですが、ちょっとシリアスな俳優さんを集めてこういうのをやった方が、より面白くなるしインパクトもあるだろう、ということでこういう形にしました。


Q.それは楽しいですね。


 楽しいですね~。俳優さんもすごく乗ってくれていましてね、やはりこういうのってあまりオファーが来ないと思うんですね。だから皆さん楽しそうにやってくれています。


Q.これまで撮られてきて感触はどうですか?


 すごくいいですね。監督も柔軟性があって。細かくて柔軟性があるっていうのが一番いいですね。隅々までなにかあるごとに「三宅さん、ここはどうだろう」って必ず言いに来てくれますしね。お互い意見を言い合って決めてきていますから、一つの考えで進んでいないと、役者さんも大変だし、スタッフも動けないと思うし、そのあたりが非常にうまく行っているので、現場が楽しいんだと思います。


Q.タカハタさんとお仕事されるのは今回が初めてですか?


 初めてです。いろんなことが分かっている人なので、非常にやりやすいです。僕の演技にバンバンダメ出ししますしね。「三宅さん今のちょっとオーバーすぎない?」とか。コメディをやってきた人間の一番陥りやすいところなんですよ。舞台もやっていますし、ちょっと大きくやっちゃうんですよね。それはこういうドラマの場合はいつも気をつけてるんですけど、言ってくれる監督がいないと、オンエアを見て「あ~、撮り直したいな」って思っちゃうんですよね。だからそういうところも非常にうれしいですよね。


Q.この番組のどういうところを見てほしいですか?


 今、瞬間の笑いに慣れているお客さんが多いんですよ。テレビをつけて10秒後には笑いがないと、他のチャンネルに変えちゃうとか。この番組は、フリがあってオチのある、きちっとしたストーリーがある笑いなので、始まって10秒で笑いがなくても、とりあえず一本目だけ見てくれと。そうすれば、「次はどういうのかな」とどんどん見てくれると思うので。10秒で笑いを求めないでほしいです(笑)。
 瞬間の笑いも素晴らしい芸なんですけれど、それだけだと表現者が育たない。笑いの演技者を育てないと、大きく言えば日本人の文化レベルとかそういうところまでいっちゃうと思うんですよね。
 よく海外でスピーチをするときのマナーとして笑いを入れなきゃいけない、と言われるんですが、日本人は堅い話は得意だけど、ちょっと笑いを入れたりするのは苦手なんですよね。そういうフリがあってオチがあるような演じる笑いもわかるお客さんであってほしいな、と思うんです。


三宅裕司をはじめ、豪華キャストで送る笑いとウィットに富んだ夢の90分! どうぞお楽しみに。



【番組概要】


タイトル:『ショートピース』

放送日時:2011年3月20日(日)16時~17時25分(関東ローカル)



【キャスト】


三宅裕司
大杉 漣
遠藤憲一
木村祐一
六平直政
中村雅俊



【スタッフ】


企画:三宅裕司
編成:渋谷謙太郎
プロデューサー:双川正文、荒木宏幸、永盛健之
脚本:タカハタ秀太 ほか
演出:タカハタ秀太
制作:フジテレビバラエティ制作センター
制作協力:アミューズ、D:COMPLEX