My Life In Philippines -2ページ目

ボベちゃん快気祝い旅行 in Singapore その9 暑い暑い5日目午後

翌日にはマニラに戻るし、ゆっくり時間があるのはこの日が最後。せっかく天気も良くなったし、ガーデンバイザベイに行ってみることにしました。

駅を出るとまず目に飛び込んでくるのは

マリーナベイサンズ。

巨大だ。屋上にあるインフィニティプールが有名ですが、私もボベも高所恐怖症。わざわざ上る気は一切なし。

とっととガーデンバイザベイに向かおうとするのですが、とにかく暑い。扇子をずっとパタパタしておりましたが、ぜんぜん足りない。暑すぎる。

何とか入り口にたどり着きましたが、気力が萎え始めておりました。無理せずゆっくりゆっくり歩いておりましたが、15分後、あきらめる決心を。

先ほども書きましたが、高所恐怖症の私たちですから、頑張ってあのタワーまでたどり着いたところで、あのつり橋を渡るわけでもないし。決めたらのんびりする必要もなし。とっとと駅に戻りました。

前日、動物園で疲れ切っていてゆっくり歩けなかったオーチャードロードを少し散策しよう。エアコンのきいた建物の中から出てくるもんか。

 

昼ご飯は前日も行ったフードリパブリック。これはボベが頼んだチキンライス。テッカセンターで食べたソースをぶっかけられたチキンライスとは大違い。とても繊細な味で、最高でした。

私は刀削麺を頼みましたが、これはイマイチ。量も多すぎて、三分の一ほどでギブでした。

ただ、久しぶりに飲んだ

バンドン。見た目は強烈ですが、甘くておいしかった。ちなみにバンドンとはローズシロップに練乳を混ぜて薄めたもの。めちゃくちゃ甘いですが、フローラルな香りで、結構好きです。

 

食後はすぐ近くの高島屋へ移動。高島屋の地下にフルーツパーラーTokyoがあるのを思い出したのです。ボベは数年前までイチゴを食べたことがなかったのです。イチゴに対するあこがれが強く、きっととてもおいしいものだと思い続けてきたんです。そして、インドネシアで初めて食べたイチゴはとても酸っぱかった。落胆ボベ。その後フィリピンでもイチゴを食べたのですが、これも酸っぱく、ボベの中でイチゴ=酸っぱいという図式が完成してしまったのです。

私は実はイチゴが苦手なのですが、ボベがあんなに恋焦がれてきたイチゴの本当のおいしさを知らないままでは、かわいそうではないですか。ちょっと高いかもしれないけど、日本のイチゴを食べさせてあげようではないか。

すると

この表情。

誤解が解けたそうです。とてもおいしかったらしく、ニッコニコになりました。

横長いイチゴを見て、「これは鶏のとさかだ。イチゴじゃない」と真顔で言いだすボベ。心の中は、イチゴのおいしさで浮かれているようです。

 

おいしいイチゴに大満足で、夕方前には電車でホテルに戻りました。

ホテルで一休み後は夕ご飯。今回の旅行最後のディナーです。ここまでホーカーズでしか食べていない私たち。最後くらいはレストランに行こうではないですか。

ということで、リトルインディアにあるおいしい中華

ヒルマンレストランに行きました。

この店は昔、タンジョンパガーの方にあり、20数年前に実は行ったことがあるんです。あの頃は広かったのですが、オープンエアーの食堂でした。いつの間にこんなに立派になっちゃって。お店のかなりお年を召したおばあちゃまに話しかけてみたら、経営者のご家族で、あのおんぼろ食堂の頃の話をたくさんしてくれました。そうそう、通りと通りの交差する角にあったんですよね。

 

さて、ヒルマンレストランといえば、だれもが注文する

ペーパーチキン。

このペーパーチキンを注文するときは、必ず白ご飯(プレーンライス)を注文してくださいね。チャーハンにも惹かれますが、ここは白飯です。

で、アツアツのうちにこの紙を破って、

汁ごと白飯の上にドン。

そして汁かけ飯をわっしゃわっしゃとかっこむと、はぁ、幸せ。

 

今回はシンプルなモヤシ炒めと、これも注文。

Happy Tofu。幸せ豆腐、名前が良いではないですか。私たちは豆腐に肉あんがかかったものが大好きで、あれば必ず頼むのですが、ここのHappy Tofuはサイズが大きかった。でも、味は最高。これも白飯に合うんだな。豆腐を半分つぶしながら肉あんとご飯を混ぜて食べると、見た目は汚いけど、味は最高。私たちはお酒を飲まないので分かりませんが、きっとビールにも合うはず。

 

20数年ぶりのおいしいペーパーチキンとおいしい豆腐と、可愛らしいおばあちゃまとのトークで、楽しい夜は更けていきました。

 

ボベちゃん快気祝い旅行 in Singapore その8 もう忘れかけています 5日目午前

シンガポールに行ったのってすでに1か月以上前。その後の日々の忙しさで、すでに旅行のことをほとんど忘れ去ってしまっております。このブログは最近自分の備忘録として存在しているのですが、果たしてこの旅行記、備忘録の役割を果たすべく、最終日までかけるのでしょうか。途中で終わってしまうのでしょうか。

 

さて、旅行5日目のお話。

この旅行中で、初めて晴れました。天気がいいと気持ちまで晴れるようですが、暑さを考えると私の気持ちはどんどん落ちて行ってしまいます。ともかく、この日は予備日として確保していたので、特に予定はありません。リトルインディアを散歩しつつ、午後何をするか考えることにしました。

Selangoon Roadを北上すると、MRTのファーラーパークを越えたところにヒンズー寺院が2つあります。ここが目的地。暑い中、無理ないペースでのんびりと歩きました。

 

最初の寺院は、またもや工事中。ゴープラムにはシートがかぶせてあり、見ることができませんでした。

横にある像を見ると、この寺院はビシュヌ神を祀っているらしく、ビシュヌの10変身の像が各所にあるようでした。

孫悟空のモデルの猿。

 

ゆっくり見ることができず、がっかりしながら北上を続けたら、仏教系の塔が見えたのでセラングーンロードを離れて寄り道。

ブッダガヤ寺院。

白人観光客の姿はこの辺まではちらほら。

 

最終目的地スリバダパティラカリアマン寺院はブッダガヤ寺院のすぐ近く。

ここまで来ると、もはや観光客はいません。私たちだけ。後はお祈りに来たインド系の人たちだけでした。

ガネーシャきたぁぁぁ。

ちっちゃいガネーシャもいる。

踊るシバ神(多分)を支えるムサいおやじ。シュールすぎるだろ!!

10化身?と思っていたけど、孔雀にのっているからシバ神の次男ムルガンだ。横には色男の神クリシュナ神(笛を持っている像です)がいる。

 

どうです?ヒンズー、教義はともかくとして、ネタとして面白いでしょう。

ボベも、この寺院が気に入ったようで、面白いね、面白いねって、ずっとつぶやいておりました。

 

面白かったのですが、ともかく天気が良すぎて暑すぎる。近くのシティスクエアモールに避難して、シンガポール旅行の私の楽しみの一つ、パパイヤシェークを飲みに行きました。

 

シンガポール(マレーシアもそうですが)のパパイヤは鮮やかなオレンジ色。これが甘くておいしいんですよ。フィリピンで見かけるパパイヤは黄色いやつで、甘みが少なく青臭い。マレーシアに住んでいたころは、冷蔵庫からパパイヤを欠かしたことがないくらい大好きなのですが、フィリピンに来てからパパイヤを食べる気になりませんでした。しかし、シンガではあのオレンジ色のパパイヤが食べられるんですね。

パパイヤシェーク、めちゃおいしい。最高。なんでフィリピンにはこれがないんだ。南国の癖に。

ちなみにボベはヤシ糖黒蜜入りアボカドシェーク。これもおいしかった。

 

さて、午後、どうしよう。暑すぎるよ・・・

ボベちゃん快気祝い旅行 in Singapore その7 ついにボベの夢がかなう

4日目の朝は雨模様でしたが、10時過ぎごろからどんよりしているものの雨は止みました。よし、動物園へ行こうではないか。アンモキオ駅でバスに乗り換えて、12時前には動物園に到着しました。

 

ボベさんにとって、このシンガポール旅行の一番の目的は象を見ること。ボベは人生で一度も生で象を見たことがないのです。

昔マレーシアにいたころ、ボルネオのキナバタンガン川に野生のボルネオピグミーエレファントを見に行ったのですが、時期が違い、残念ながら見ることができませんでした。それがとても心残りだったようで、テレビで象の映像を見るたびに、「象が見たいよ~」と、私に聞こえるようにつぶやくようになってしまいました。あぁ、うっとうしい。そのため、今回の旅行中、どんなに天気が悪くても、動物園をキャンセルすることはまかりならなかったのです。

動物園についたときは良い具合に曇り空。シンガポールは蒸し暑いから晴れていると外歩きはつらいですから、曇り空は都合がいい。ただし、雨さえ降らなければ...

 

中に入ってすぐ、いつものサルがお出迎え。

 

そのすぐ後にLand of GIANTっていうエリアがあるのですが、人工の巨大昆虫の像なんか、動物園で見たくないわ。てっきり本物の昆虫がいると思っていたから、歩いた分の体力と時間の無駄。余計なもの、作るなっつうの。

 

あっちこっち迷子になってうろうろした後、ようやく象のエリアへ。

ボベ、子供のように目をキラキラさせて、柵の一番前に走っていきました。

象だよ~。大きいねぇ。しわしわだねぇ。

もう、ボベさん大興奮で、1時間ほどこの場から動こうとしませんでした。そんなに憧れていたんだね。良かったね。

小象がやかましいお子に水をぶっかけたところ。小象、楽しそう。

 

テングザル。私が見ている間は穏やかだったのですが、ボベを見つけた瞬間、歯をむいてキーキー怒っていました。ボベの何が気に食わなかったんだろ?同類の雄ザルが自分のテリトリーを犯しに来たとでも思ったのかな。ボベの鼻、フィリピン人らしくぺったんこなのに。

 

通路を歩いていたら、横からいきなり現れた孔雀。きれいねぇ。

 

象でゆっくりしすぎたから、予定を大幅にオーバー。4時ごろ動物園を出て、隣のリバーサファリへ。もちろんパンダを見にね。

前半は全く興味なし。一気にパンダ舎へ。

おっぴろげ&

落ち着きのない子の2匹。

かわいいんだけど、パンダ舎、寒いの。長居できません。

 

15分ほどで外に出て、今度は橋を渡って川の対岸に行き、アマゾンの生き物のエリアを楽しむはずでした。

しかし、雷雨...

橋を渡るにも、屋根がないから、厳しいぞ。しばらく様子を見ましたが、どうにも止む気配がないので、泣く泣くアマゾンエリア、そしてナイトサファリをあきらめて、街に帰ることにしました。

 

象とパンダで興奮していたから忘れていたけど、昼ご飯、食べてなかった。

街に6時ごろ戻り、昼食兼夕食。電車を途中下車して、有名なフードコート、フードリパブリックへ。

初日にブギスのアルバートセンターで食べて、激辛で味も何もわからなかったホッケンミーを再チャレンジ。

 

チリソースが、ちゃんとアミエビのダシのきいたマレーのサンバルになっていて、うまみがあっておいしい。これならチリ、この3倍くらい欲しいわ。辛みが穏やかだから、麺の味も今回は分かるぞ。旨し旨し旨し!!でも、この太い白い麺がちょっと違うかな。細いビーフンの方が合うと思うんだけどな。

シンガポールでホッケンミーを食べるといつも不思議に思うのですが、マレーシアのホッケンミーは真っ黒の甘醤油味。同じホッケンミーのはずなのに、なぜこんなに違うの?

 

ボベは

クレイポットライス。マレーシアにいたころ、休みの日には一番近いそこそこの規模の町タワウに行き、海沿いに夜オープンするクレイポットチキンライスの店に通っていたんです。屋外で、ネズミが足元を走り回るようなところでしたが、味は最高だったんですね。このご飯も、あの味そっくり。おこげも最高においしかったです。

 

せっかくオーチャードロードに来たのに、雨がひどいのと動物園で歩き回って足が疲れ切っていたので、ウィンドーショッピングもせず、食後はすぐに電車でリトルインディアのホテルに戻りました。なんせひざの手術、リハビリ明けのボベさん、無理はさせられませんからね。

ボベちゃん快気祝い旅行 in Singapore その6 4日目の朝はヒンズー

4日目は朝から雨。

この日こそは動物園に行こうと思っていたのですが、うーん、どうしよう。でも空があまり暗くないから、しばらくうちの近所をフラフラして、雨が止むのを待ってみよう。

 

ひとまずゆっくり朝ごはん。Hilton Garden Innの朝ご飯は前日まで泊まっていたIbisより品数は少ない。でも飲茶がおいしい。ヨーグルトがあるのもうれしいね。そして一番気に入ったのがほうれん草のサラダ。あまりほうれん草を生で食べることがなかったのですが、おいしかった。フィリピンに帰ってきてから近所のランドマークスーパーにサラダほうれん草を売っているのを発見したので、うちでもまねして食べています。

 

ただ一点、不満が。レストランに行った時ちょうど満席でした。その時にスタッフに言われたのは、「外のプールサイドの席は空いていますが、いかがですか?」最初に書きましたが、この日は雨。ブッフェの食べ物をもって外の席に移動すると、思いっきり食べ物に雨がかかるでしょ。あんまり良い提案じゃないね。結局、30分後に出直しますと言って一旦部屋に戻りました。

 

さて食後、小雨の中、ホテルのすぐ前にあるスリヴィラマカリアマン寺院へ。

まずはホテルの前、寺院の裏にあたるところの像。上から

ドゥルガー:シバ神の奥さんパールバティの化身で、これは戦いの神様の状態。この人、いろいろ変化するんですよ。しまいには生首のレイを首にかけてベロ出したカーリーになるんですね。

ラクシュミー:ビシュヌ神の奥さん。美の神様。手に蓮の花を持った気取りんぼ。

サラスバティ:ブラフマー神の奥さん。学問、知恵、芸術の神様。日本でいう弁才天。

 

とにかくこのヒンズーの神様たちのストーリーを色々調べてみると、ふざけているというか、アニメチックで面白んですよ。上記は女神だけですが、男性の神様たちも、なかなかぶっ飛んだストーリーで、これを本気で信じているんだったら、インド人、相当ぶっ飛んでいるのか、精神構造が幼いぞ。まぁ、信仰は自由ですから、深くはつっこむまい。

 

ではゴープラムを見てみましょう。

てっぺんにいるのはガルーダ。インドネシアのバリヒンズーでよく見かけますよね。ちなみにインドネシアの航空会社ガルーダインドネシア航空という名前はこのガルーダから来ています。

もう一つちなみにガルーダとはビシュヌ神の乗り物です。

さて、この写真の中のふざけたところを拡大。

戦いに勝って勝利の舞を踊るドゥルガー。ほんと、ふざけている。

神様が踊っているところはヒンズーの絵画でよく出てきます。インド映画もいつもみんなで踊っているし、インド人の踊り好きは、宗教の中にも表れているんですね。それとも神様が踊り好きだから、みんなで踊って神様に捧げているの?

 

そして一番の有名人(神?)

ガネーシャ。

上から2段目の中心近くの象顔の神様です。学問、商売、富の神様ですね。

 

この写真では、ガネーシャは母親パールバティに抱っこされています。

こんなの見ていたら、インド哲学を勉強してみたくなった。

 

長くなりましたので、この日の午後の話はまた次回。

ボベちゃん快気祝い旅行 in Singapore その5 3日目の午後から私の趣味の世界へ

なんてこった。全部書き終わったのに、公開を何度クリックしてもエラーになり、戻るボタンを押したら全部消えた。こんなのが続くから、どんどんブログから気持ちが離れてしまっているのに、うーむ...

 

ホテルお引っ越し後、チャイナタウンに散歩に行きました。

駅を出るともろにチャイナタウンの雰囲気なのですが、ボベちゃん無表情。疲れているのかと思ったら、そうではなかったのです。長く住んでいたマレーシアも中華系の人が多くて、国全体がチャイナタウンの雰囲気、マニラにもチャイナタウンがあり、シンガポールのチャイナタウンに行っても、特に珍しさを感じなかったらしいのです。まぁ、そうだろうね。

 

私も別にチャイナタウンを楽しむのが目的じゃないのよ。私の目的はこの2つ。

・味香園のミルクプリンを食べる

・スリマリアマン寺院のゴープラムを見る

ついでに夕飯においしいものを食べる。

なんです。

 

まず結構雨が降っている中、味香園に向かいます。ずーっと昔、ここのミルクプリンを食べて、そのおいしさにはまったんです。今ではガイドブックに必ず載っている有名店になったようですが、当時はそうでもなかったんですよ。でも味は当時から最高においしかったんです。前回シンガポールに来た時には、店の改装工事をしていて、食べられなかったんです。今回こそは!!

店休日でした...引きが強すぎるね、私。でも、張り紙を見つけました。「本店は月曜日休みだけど、チャイナタウンポイントに支店があるから、そっちに行ってね」だと。何階のどの辺にあるか、何の情報もないけれど、何年も思い続けたミルクプリンだし、これは探すしかないでしょう。

チャイナタウンポイントの一番上の階まで上り、とにかくフロアーをくまなく歩き回ります。地下1階まで降りてきましたが、まだ見つかりません。最後の地下2階。エスカレーターを降り、正面に向かって歩き始めました。ない。ぐるっと回ってダイソーも通過したけどない。目の前にはさっき降りてきたエスカレーターが現れてきました。無いじゃーん!!って切れそうになったその瞬間、右前方に見覚えのある看板が現れました。

あったぁ。エスカレーター降りて右に逆回りに移動すればすぐに見つかったのに、一番遠回りして、ようやく見つけました。

もう、ぐったり。とにかく早く座りたい。とっととオーダーをして待つこと数分。

ミルクプリン~。お前のために、こんなに苦労したんだよ。どれだけ会いたかったか。今回は冷房のきいたモールを長時間歩き続けて体が冷え切っていたので、ホットにしました。相変わらず優しい甘さ、ふるふるの口触り。最高においしい。この味に再会できたら、あれだけ歩いたかいもあったってもんだ。

 

もう一つ、ガイドブックに載っている有名なスノーアイスも頼んでみました。

台湾の雪花氷みたいな感じですね。おいしい。おいしいんだけど、そんなにこぞってガイドブックで訴えるほどかなぁ。台湾の本場物のほうがおいしいと思うし、この店はミルクプリン、黒ゴマ団子スープ、ピーナッツ汁粉が断然おいしいと思うんだけどなぁ。まぁ、味覚は個人差がありますから、文句は言うまい。

 

さて、ミルクプリンで大満足して外に出たら、土砂降り。初日にブギスのクリシュナ寺院はリノベーション中で覆いがかぶせてあり見ることができなかったから、せめてチャイナタウンのスリマリアマン寺院は見たい。雨の中、頑張って歩きました。

到着。

でも、やはり雨がひどく、じっくり眺めることはできず、5分ほどで後にしました。残念。

 

夕飯はチャイナタウンのどこかでパンミーやフィッシュボールヌードル、チキンライスなど、中華系のおいしいものを食べたかったのですが、雨がひどくて歩き回るのも困難で、リトルインディアに戻ることにしました。

駅前のテッカセンターのホーカーズで夕ご飯。

テッカセンターはインド系、アラブ系の店が中心になりますが、私達が食べたのは

チキンライス。

だって食べたかったんだもん。私がソースを入れる小皿を準備していたら、店のオババ、勝手にドバドバとソースを上にかけまくりやがりました。私は時々醤油、時々チリと、味の変化を楽しみたかったのに。ひどすぎる。二度と行くか、こんな店。やっぱりテッカセンターではカリーやビリヤニを食べましょう。

 

むかつきながらもおなか一杯になり、テッカセンターの向かいのリトルインディアアーケードに向かいます。この入り口にある店では、毎回大量買いしちゃうんです。

インド菓子。

シロップ漬けのお菓子はあまり好きではなく、ミルク系が私好み。今回もカルダモンの香りがするバルフィーとピスタチオたっぷりのカラカンドをたくさん買いました。これらはぼそぼそだけどねっちりしたケーキ、コンデンスミルク味という感じで、結構おいしいのです。

私はモルディブでしばらく働いていたことがあるのですが、モルディブはインドのすぐ近くの国で、インド人も多くいるため、インドのものが結構手に入っていました。マーレのスタジアムの近くにインド菓子の店があり、私はそこの常連さんだったのです。シンガでインド菓子を食べると、モルディブにいたころ、ケガで体がうまく動かず、また国の雰囲気になかなかなじめず苦労した日々が思い出され、今元気で幸せでいることに感謝できるのです。

 

外に出ると、

真鍮製の大きなガネーシャ。

ヒンズーの神様の一つで、顔は象、ぽんぽこ腹、乗り物は小さなネズミという訳の分からなさ。この神様、富、学問、商売と結構何でも来いの神様で、私も神話の1キャラクターとして大好きです。ヒンズーを全く信仰していないどころか、無宗教無頼派ですが。