そうだ、忘れてましたが
こないだのライブではちょっとした試みをやりました。
You and the night and the musicをワンコーラス、
日本語詞で歌ってみるという。
これは前々からやってみたいなと思って
自分の中でひたすら温めてきたことで。
もちろん詞は自分で書くんですがこれがなかなかうまいことハマらなくて
先月やっと、納得のいくものが出来たので初披露してみたのです。
元々英語の曲を日本語の詞に置き換えると、
当然のごとく印象はガラッと変わる。
イパネマの英語バージョンと、ポルトガル語バージョンみたいに。
そして何より厄介なのは、日本語は基本的に一音一拍であること。
て急に語学の話になっちゃいましたが
ここのブログの文章だけで説明するのは難しいですが
英語ならひとつの音符に you とか night とか複数の文字が入る。
でも日本語だとひとつの音符に ユ とか ナ とか一文字しか入らない。
たとえば、「きよしこの夜」の歌い出し
英語では
♪Silent night, Holy night All is calm, all is bright
(静かな夜、聖なる夜 すべてが穏やかで、すべてがきらめいている)
日本語では
♪きよしこの夜 星は光り
文字数も意味もぐっと少なくなる。すごく限定される。
だからこそ、普通に詞を書くよりも慎重な言葉選びが必要。
もう完全に別物として付けてしまうのもいいんですけどね。
昔Autumn leavesでそれをやろうとしたら
メロディまで完全に別物になってしまったという経験があるので
そうはならないように、(そんなことをしてしまったら伴奏の先生方が困る)
そして、勿論歌詞としての色彩も失わないように。
そんなわけでなかなか苦労して書いた詞なので
また機会があればやりたいと思います。
他の曲もやってみたい。というか、既に候補は一曲挙がっている。かもしれない。
余談ですが、この一音一拍の原則が、
他の言語に比べて日本語がのっぺりと聞こえる根源なわけで
特に音楽、歌の世界ではリズム感に欠ける印象を与えてしまうのですね。
いや、
一音一拍には良い面もあるのですよ。何と言っても言語としてはシンプルだし
五七調の短歌とか俳句なんてそれだからこそ生まれた文化なのでありますよ。
ちなみにJAZZ音の郷でやってた古池さんとのデュオ企画は
ほぼそのまま、ヤカタに持ち込まれるようです。来月5/29の予定。