自分を押し殺して妥協 | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

最近、ちょこちょこと人生相談?に乗ってます。



まぁ、相談というか、自分の本心とか向かう道って自分で実は決めてるものなんですよね。



ただ、話を聞いてもらいたいし、本当に自分が向かう道は間違っていないのか、意見を聞いてみたいということもある。



昔からやりたいと思っていたことが、周りの人からしたら「馬鹿げている」とか「そんなの無理だよ」って言われることであっても、諦められないことってあるじゃないですか。



それが尾を引いているのに、あえて周りと同じ道を歩もうとする。



それは苦しい。



私だって周りの人と違う感覚だったり、考え方だったり、生き方だったりして、そりゃもう普通のサラリーマンやってた頃は風当たりが強いのなんのって。



同じように、周りの「普通」に馴染めなくて悩んでいる若人もいるわけです。オバチャンはもうアラフォーだけど、未だにそれは苦しむとこよ。



そんな若人の話を聞いて、周りが「そんなの無理だよ」と思うような道に進もうと考えてるという。



私はめちゃくちゃ応援するけど。



だって、その子が仕事をものすごい妥協というよりも、押し殺して、自分じゃないことしてるのは見ていてずっと知っていたから。



自分を偽って生きることは辛い。



だから、一歩踏み出して自分を生きようとする彼女を応援したいと思った。



「絶対やった方がいい!」



そんなこと言ってくれる人が周りにあまりいなかったのだろう。涙を流していた。



ああ、苦しんでいたんだな。



私も、若い時に話を聞いて理解を示す大人がいたら救われたろうな。



周りの流れに逆らったり、周りと一人違うことをするというのは風当たりが強くて辛いこともある。



でも、自分を押し殺して妥協して生きるのは辛いし苦しい。



挑戦しなかったことを10年後、20年後に後悔したくはない。



やってみてダメだったなら諦めつくけど、何もしないで諦めたら後悔する。



一歩踏み出す勇気。



何か小さなきっかけでもこの勇気がもらえることもある。



私も、ボイスチャットの仕事をする上でマジョリティの人と全く逆のことを言っている。ハッキリと、マジョリティの発声法で善しとすることを否定しなくてはならない。



発声法については右ならえしてはいけないと思う。右ならえの道が自分の目指す声であればそれでいいけれど、少なくとも私のところに来る経験者は、右ならえの発声法に疑問や問題を感じている人たち。



妥協して歌うのも辛い。



趣味ならば尚更。

  

私のやることがごく少数派だとしても、それによって苦しみから解放されている人がいるのだから、それで善しとしている。


 
相談者も、これから逆風の中を歩むことになるけれど、自分を信じて真っ直ぐ進んでほしいと願う。



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