英語と同じように声を出しなさいって | 【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

【声の調律師】が教える”音大卒じゃなくてもコンクール上位になれる『発声』の秘密”

元・『高音の出ないこもり声』がたった2年ちょっとで数々のコンクール受賞を果たし、ペルー大統領夫人の御前で演奏させて頂けるまでになった【世界で通用する芯のある豊かな声】の作り方をご紹介

池袋の声楽教室Mao's Voice Salonの

樹茉央(いつきまお)です。





このところ新規の生徒さんが

入会してます。

大変残念ながら、いい加減な

気持ちで来る方はお断りな

当教室ですが、やる気な方が

入会してくれるのは嬉しい!





声楽やコーラスの経験者が

ちょいちょいいるのだが

やはり私の発声法は聞いたことも

ないし、今まで習ってきた

「頭の上に響かせて」

「マスケラに響かせて」

「頭の上を回転して」

という発声法と根本的に違う

ということで、初回から

自分の声の変化に驚き

目から鱗らしい。





英語がネイティブ発音で

喋れるからこその発声法だと

勝手ながら思っている。

私の発音の観点は英語だから。





もちろん、それを指摘して

何が日本語と違うのかを

説明してくれたのはお師匠様。





「君は英語が話せるから分かるね?」

はい。分かります!!

昔から疑問だった、

英語なら一時間お喋りしても

喉が痛くないのに

どうして????

日本語は10分喋ると

喉が痛くなるのだろう?

どうして英語の方が喋りやすいの?

どうして英語の方が声が響くの?





私の疑問は、お師匠との出逢いで

全て解決。

「英語と同じように声を出しなさい」

その一言に全て凝縮されていた。





生憎だが、「日本語発音の英語」は

無意味である。

あくまで、ネイティブ発音であること。





これが今、私の生徒さんたちの

歌声を作り上げている。

他所の声楽教室がどうかは

知らないけれど、うちでは

発声トレーニングと共に

すぐに歌を歌わせる。

コンコーネとかコールユーブンゲンは

受験だけでいいんでないかい?

歌は歌わないと学べない。

そう思うからすぐに歌わせる。

基礎は歌から学ぶ。

社会人の習い事なんだから

楽しく、且つ、手応えがなければ。





明日は10年の声楽ベテランさんと、

うちで3ヶ月の声楽初心者さんと、

ふれ幅のある生徒さんたちがくる。





他所の声楽教室経験者のベテランさんは

発声、そして歌唱法の両面を

矯正しなくてはならない。

その点、初心者さんは何色にでも

染まるから、進めやすくもある。

言われた通りのことしか知らないから

それしかやらない。

だから、身に付くペースが早い。

経験者の場合は、塗り替えるので

何かと苦労がある。こっちもね。





やりがいがある仕事。

我ながらそう思う。

生徒さんが成長する姿を見るのが

何より楽しい。





5月の発表会までにそれぞれ

課題をクリアしてもらい

人前での演奏をしてもらうわけで。





責任重大ですよ、こりゃ。

講師演奏もしなきゃならないだろうに

このところは中声鍛えてるだけ。

ま、なんとかなるか(笑)

頑張れ、アタシ。