見守る勇気
毎回いつもノリノリで参加してくれるお友達もいますが、決してそんなお子さんばかりではありません。
月齢特有のうろちょろするお子さんもいるし、いつまでもママにべったりで なかなか積極的に参加できないお子さんもいます。
うちの息子は 正に前者のうろちょろタイプでした。
息子が2歳ぐらいの頃まで、実家によく帰っていたので、実家近くのリトミックに一時期 通っていました。
いつも息子の後を追いかけ回したり、机の下に隠れる息子を引っ張り出したり、教室の外に連れ出し叱ったこともあります。(良い子のママさんは 真似しないでください。笑)
もう無理かも。。と親の私の方が弱気になったこともあります。
それでもリトミックをやめなかったのは、レッスンには全然参加しないのに、帰り道にレッスンで先生が歌ってた歌を息子が口ずさんでいたから





そして 家で落ち着いて2人でやると、ちゃんとできていたから。
そしてリトミックの内容も良かったし、たま~にレッスンに参加する時、リトミックのその活動のねらいが きちんとできていたから。
レッスン中に息子の想像力に驚かされたこともありました。
1レッスンで息子が参加する時間はとても短かったけれど、それでも 時折見せる息子の行動に嬉しくなることもありました

親とは欲張りなもので、少しできると そのことを褒めてあげればいいのに、「今度はこれ!」と もっともっとできるようにと願ってしまい、子供に要求してしまいます。
これは 私の反省点ですね。(良い子のママさんは、いっぱい褒めてあげましょう!)
それでも リトミックは続け、プレ学年の最後のレッスンの時、息子はレッスンの大部分に参加できるようになりました。
ここまでの道のりは長かったですが、もし途中でやめてしまっていたら「うちの子はダメだ。」と 否定してしまっていたことでしょう。
リトミックを長く続けてくださる生徒さんの中にも、やはり同じ悩みを持つママは少なくないと思います。
最近ちょっと、落ち着きがない。。。





いつまでたっても全くやってくれない。。。





一つ声を大にして言えるのは、何もできないまま、 未就園児クラスを卒業していった生徒さんは、今まで誰一人いませんでした





最後まで落ち着きなくうろちょろして卒業する生徒さんは 今まで誰一人いませんでした





なので、ママさんは 見守ってあげてください





レッスンで完璧に参加することだけが、リトミックの目的ではありません。
レッスンでできないなら、その分、お家でリトミックごっこをしてあげてください





全くやらないお子さんは、いつか自分で殻を破ってやるようになります。
ママはその時を焦らず見守ってあげてください

ママがやらせようと思えば思うほど、子供はやってくれません

見守ることって、すごく勇気と根気がいると思います





でも ママが見守ってくれたおかげで、修了式にどのママさんも「先生の言葉を信じて 続けてよかったです
」とおっしゃってくださいます。

中には修了式に、悩んだ日々を思い出して泣いてしまうママさんも過去にはいました。
悩んだら、まずご相談くださいね

この中にも、うろちょろタイプのお子さん、ママにべったりのお子さんいたんですよ。
それが 先生の指示だけで、みんなで
一人で
堂々と発表できるようになりました



ママが最後まで見守ってくれたおかげです

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