以前の記事では、SONYの“着るエアコン”
REON POCKET 6
について、
• 冷却性能
• デザイン性
• 目立ちにくさ
• 日常での使いやすさ
といった第一印象を中心にレビューしました。
今回は、その続編として「実際に数日使ってみて感じたこと」をまとめていきます。
今年は比較的涼しい日も続いており、まだ本格的な猛暑の中では試せていません。
それでも、通勤や散歩、日常使いの中で見えてきた部分はかなりありました。
まず結論。“単純な上位互換”ではない
先に結論から言うと、「REON POCKET 6」は、REON POCKET 5の単純な上位互換というより、
“バッテリー持ちを多少削ってでも、しっかり冷やす方向へ振り切ったモデル”
という印象でした。
つまり、かなり明確なトレードオフがあります。
その代わり、“冷たさの満足感”はかなり上がっています。
エアフローパーツの進化、これは想像以上に便利
実際に使ってみて、かなり良かったのが排熱用エアフローパーツの改良です。
REON POCKET 5 では、長さを変えるには「短・長」のパーツを付け替える必要がありました。
しかし今回は、
• 伸縮可能
• 角度調整可能
になったことで、服装に合わせた微調整がかなりラクになっています。
しかも、わざわざ付け替えなくていい。
これ、地味ですが日常使いではかなり大きいです。
Tシャツ、襟付きシャツ、ジャケットなど、服によって排熱の抜け方が変わるので、細かく調整できるありがたさを実感しました。
もちろん、短いパーツに付け替えることも可能なので、襟元から見えるのが気になる場合には、変えてみてもいいですね。
ネックバンド、これは確実に進化している
個人的に「一番改善を感じた部分」がここかもしれません。
ネックバンドが、5より明らかに曲げやすくなっています。
しかも先端のゴム部分が柔らかくなったことで、以前のように“首に刺さる感じ”がかなり減りました。
これ、本当にありがたい。
以前は、
「ここまで曲げると痛いかな…」
と気を使う場面もありましたが、今回は肩に沿わせるように自然にフィットさせやすくなっています。
結果として、
• 装着感
• 密着感
• 安定感
全部が底上げされている印象でした。
重さはほぼ気にならない。でも装着位置はより重要
スペック上では少し重くなっているらしいですが、実際に装着してみると違いはほぼ分かりません。
ただ、その代わりに冷却面が大きくなったことで、“どこに当てるか”は以前より重要になった気がします。
逆に言えば、しっかりハマる位置を見つけるとかなり快適。
この点でも、ネックバンドの柔軟性向上が効いていて、「自分に合う位置」を探しやすくなっていました。
“冷たさ慣れ”しにくくなったのが大きい
まだ真夏の炎天下では試せていません。
ただ、少なくとも今の気温帯では、5よりかなり冷たく感じます。
もちろん冷却性能そのものが上がったのもあると思いますが、それ以上に大きいと感じたのが、
“冷たさ慣れ”しにくくなったこと。
これは、おそらくDUALサーモモジュールによる「交互冷却」の効果。
ずっと同じ場所を冷やし続けるのではなく、2箇所を切り替えながら冷却することで、「冷たさを感じなくなる現象」がかなり減っています。
実際、これを装着して1時間ほど散歩してみましたが、
• 最初だけ冷たい
• 途中で存在感が消える
という感じではなく、家に着くまでちゃんと冷感が続いていました。
ここは、6でかなり進化したポイントだと思います。
“アプリ前提”じゃなくなったのも嬉しい
細かいですが、個人的にかなり好印象だったのがボタン周り。
5までは「電源ボタン…?」くらいのシンプル構成でしたが、6ではかなりボタンが増えています。
これはたぶん、
「アプリに頼らず、本体だけでもちゃんと操作できるようにしたい」
という思想なんだと思います。
実際これがかなり便利。
例えば、
• 温度を少し変えたい
• 少しの間だけモードを変更したい
そのたびにスマホを開かなくていい。
この“小さな手間が減る快適さ”は、毎日使うほど効いてきます。
バッテリーは“今のところ”問題なし
バッテリーについては、現時点では大きな不満はありません。
確かに、COOLレベル4使用時で約5.5時間と、前モデルより短くなっています。
ただ実際には、
• 外出中ずっと最大出力で使い続ける
• 完全に使い切る
というケースは意外と少ないです。
個人的には、それ以上に約60分で80%まで充電できるようになった恩恵の方が大きく感じています。
ただしこれは、本格的な真夏を迎えてから評価が変わる可能性はあります。
炎天下でどれくらい持つのかは、また改めて検証したいところです。
静音性はかなり優秀
5を持っている人向けに言うと、静音性は「5とほぼ同じくらい」です。
そして、初めて使う人向けに言うなら、ハンディファンより全然静か。
もちろん耳の後ろなので、自分では多少音を感じます。
ただ個人的には、ほとんど気になりません。
一番ファンが回っている時でも、「ノートPCのファン音くらい」の感覚です。
なので、
• オフィス
• カフェ
• 電車
• コワーキング
こういった場所でも、よほど静まり返った環境でなければ気になるレベルではないと思います。
地味だけど嬉しい、“タグ穴+カラビナ”
今回かなり良かった変更点が、タグ。
タグそのものに穴が開き、さらにカラビナが付属するようになりました。
これは正直かなり便利です。
以前より「外れそう感」が減り、持ち運びもしやすくなりました。
ただ、その代わりに背面クリップが無くなっています。
個人的にはここ、少し惜しかった。
カラビナは便利なのですが、
• 特定位置に固定できる
• バッグ内部で暴れにくい
という“クリップならではの便利さ”もあったんですよね。
なので理想を言えば、
「カラビナ+クリップ両方欲しかった」
というのが本音です。
結局、「REON POCKET 6」は買いなのか?
数日使った現時点での感想としては、REON POCKET 6 は、
“冷却体験をしっかり進化させたモデル”
だと感じています。
特に、
• 冷たさの持続感
• 装着感
• 日常での使いやすさ
この3つはかなり完成度が高くなっています。
一方で、バッテリー時間とのトレードオフは確かに存在します。
なので、
• 「長時間運用重視」ならPRO Plus
• 「バランス重視」なら6
• 「今の5に不満がない」なら急いで買い替えなくてもOK
という印象です。
ただ、“暑さによる不快感を減らす道具”としての満足度はかなり高い。
今年の夏、本気で少しでも快適に過ごしたい人には、かなりおすすめできる一台だと思います。
note
この記事で書いたような、旅やまちの中で感じたこと、観光やホスピタリティについて考えたことは、noteでも少しずつ整理して書いています。
無理に答えを出すのではなく、一緒に考えるための視点を残す場所です。
もしよければ、のぞいてみてください。
▶︎ note「まちと旅を考えるノート」










