
国立新美術館ははじめて行ったのですが、良い感じですね。
いろいろな作品があり、知っているものから初のものまで、すごく刺激的でした。
インタラクティブなものは、結構テクノロジー的にトレンドだったり、なりそうだったりするものが多くて、接している方々の表情や態度から「これはこんな感じで受け止められるのか」と、若干俯瞰的に見ていました。
で、今回行って良かったなぁと感じたのが「マンガ部門」。
最近接点が著しく持てていなかったこともあり、こういう機会に“日本的な芸術”を目の当たりにすると、日本人としての誇りのようなものを感じました。
昔、学生時代に旅行で行ったフランスでは、子供達が「ドラゴンボール」のかめはめ波的なものをして遊んでいて、話を聞いたら向こうではマンガが大人気だということ。
「日本のマンガはイケている!」といった内容で(たぶん)、少し嬉しかった思い出があります。
ちなみに最近、何かのTV番組で韓国のマンガ事情的な特集を組んでいて、大手書店のマンガコーナーの8割程度を日本の作品が占めているのを見て、これまたすごいなぁ、と関心しました。
人気の理由としては、ストーリー展開が早かったりすることや、マンガの単価が日本のものに比べ高い(だいたい日本円で1冊1,000円程度のよう)価格的な要因もあるようです。
(日本のものは言語を翻訳する程度でコストとしては韓国のものに比べおよそ半分、みたいです。)
“週刊少年○○”みたいな雑誌も、韓国と日本のものが半分半分といった感じのようですし。
異文化間のコミュニケーションのひとつとして、マンガやアニメなどのコンテンツやメディアが橋渡しになっている現状は、少なからずその領域でビジネスを行う僕らにもとても刺激的なこと。
今一度、自分たちの文化を見直したいと思います。
今週も頑張ります!