こんちくわお願い

 

いつもと毛色の違うブログタイトルですが…、前々から備忘録的に中学受験を終えてのあれこれをまとめておきたいなと思っていたので、重い腰をあげてようやく書きます照れ

 

関西と関東では、私立中学受験の状況や入試日程が異なるので、塾選びの温度感もまた違うかもしれません。

 

ここでは、関西(大阪)の私立中学受験を見据えて、塾選びはどういう基準で選んだのか、ということをまとめていきたいと思いまーすキラキラ

 

前提として、塾選びの候補になったのが、浜学園、日能研、馬淵教室、明光義塾、クラスベネッセ…かな。

もちろん、全部の塾のリサーチをした上で、入塾テストまたは体験 or 見学へ足を運びました。

 

できれば、コスパの良い塾が良いなーと思って、塾の授業料なども比較してみたんですよね。汗うさぎ

費用面に関しては、結論としてはどこも大差ないです。それなりの費用はかかりますコアラ

 

結果として、わが家が選んだのは【日能研】です上差し

ちなみにですが、受験を終えて合格したのは第一志望校の大学附属中学(中堅校)と、すべり止めで受けた第二志望校の中学校です。

ざっくりとですが、各塾の見学や体験を終えた感想も書いておきますねニコニコ

 

【浜学園】

事務方と講師がきっちり業務分担されていて、講師が授業の質の方に力を入れられることがウリなんだそう。難関校目指したい人は浜学園を選ぶことが多いです。

費用面がイマイチわかりづらく、テストや補講に追加料金がかかるので、他塾よりお金がかかりそうなのと、授業進度が速いので宿題の量も必然的に多くなりがちかなという印象でした。

説明会の広報担当者の話が的を得ていて、入試に役立つ実践的な話が聞けたので、説明会に足を運ぶ価値があります。

 

【日能研】

中学受験の専門塾なので、情報量の多さと、テスト返却のスピーディーさに定評アリです。鉄は熱いうちに打て、というように、テストの間違いの早期復習ができるように、毎週実施するテストの返却は翌々日のお昼すぎには完了している状態なので、PDCAが回しやすいです。

費用面もクリアで、教室会費が明瞭。入塾前に6年生までの費用一覧が記載された用紙を配布してくれたので、通常授業や特訓で年額どれくらいになるのかが分かりやすかったです。

 

【馬淵教室】

入室テストでは計算が重視されているような印象でした。難関校も目指せますといった説明もありましたが、テスト解説と授業の雰囲気について説明があったくらい?で、記憶が薄いです汗うさぎ

その教室では、夕ご飯が必要なときは近所のほか弁で調達することができます、ということをウリにしていました。(そのときは、お弁当なんてそんな重要な問題じゃないのでは?と思ったりしましたが、後々お弁当で苦しむ羽目に笑

 

【明光義塾】

個別指導塾ですし、中学受験が専門というわけではないので、自分でコマ数を組んで~という感じになります。授業は私立中学向けのテキストもありますが、ノートの取り方などの細かいところも指導してもらえるようです。費用は、学年とコマ数に比例するので、6年生になると集団塾と同じボリュームで通うと高くなるのだと思います。

 

【クラスベネッセ】

こちらは、なんとなく行ってみたんですけど(娘が小4の時点では、マンツーマンで指導してもらう方がいいといっていたので笑ううさぎ)、塾長に「ここだけの話ですが…中堅校くらいだったら指導できますが、志望校が難関校になるのならば、個人的にはやはり専門塾をおすすめします。」とハッキリ言われました笑

潔さが素敵ですラブ

 

ざっと5つの塾の感想を書きましたが、おわかりのように【集団塾】か【個別塾】かで、まずは分かれると思います。

 

子供の性格とかもありますけど、中学受験を終えての私の感想からすると、特にこだわりなく、私立中学受験の経験もなく、情報も薄い方は、私立中学専門の集団塾が絶対おすすめです!

 

迷う余地はありません。大手の私立中学受験の専門塾がまずはいいと思います。通っていくうちに、子供に合う・合わないが出てきたら、そこで個別塾に変えるのもアリです。

 

ちなみに、うちは日能研の本科教室の最後まで通いましたが、最後の最後である冬期講習は受講しませんでしたよだれ

 

最後の最後で、なかなかチャレンジャーな決断ですが、冬期講習に行かないで日能研に併設されている日能研の個別指導塾ユリウスの方で、第一志望校の対策をしていました。

 

子供の希望で「最後の最後に詰め込んで勉強するより、志望校の対策をして心を落ち着ける方が良い」ということでチュー

 

前置き長くなりましたが、では結果としてなぜ日能研を選んだのか?という理由を書いていきますね。

 

中学受験の塾選びで日能研を選んだ3つの理由

1,学習カリキュラムに余裕があり勉強を楽しめそうだった

まず一つ目の理由は、学習カリキュラムに無理がなく、子供が勉強嫌いにならずに学びを深められそうだったこと。

中学受験をすることで、勉強が嫌いになってほしくなかったんですよね…。勉強って、ずっと続くものだと思ってるし、大人になっても勉強しないといけないですから。

なので、無理に詰め込むような塾はやめとこう、娘のキャパオーバーになるな…とドクロ

私の目からすると、浜や馬淵は、厳しそうな印象でした。特に浜は学校の校訓?みたいなものに、受験は戦いだみたいなことが書いてあり、候補からすぐに消去しました笑

 

2,入室説明会で子供のことを考えた目線での発言があり心に響いた

二つ目は、塾長の言葉が響いたことハート

知ってますよ、塾長や見学会の担当者が保護者をほだすような上手い文句を、営業トークとして言うんだろうな、ってこと。でも、日能研の塾長には確かにそこに「心」を感じたんですよね。

 

入塾説明会でも「子供にとって睡眠は大事です。睡眠時間を削ることは、一番やってほしくないことです。ですので、日能研ではわりとゆったり目にカリキュラムを組んでいます。ですが、それでもきちんと合格できます。」ということをおっしゃっていたんですよ。

 

当時、娘は小4で、身体的には大き目なので体力は問題ないし、学校+塾があっても十分ついていける体力はありました。ですが、同じ学年でも早生まれの子とかは、まだ体も小さくて体力的にも心配な子もいますよね。小学校の1年って大きいですから、勉強にしっかりついていける体力と、発達途中の子供の睡眠はとても大事だと思っているので、この言葉は刺さりましたラブ

 

さらに、「勉強は続けていくものだから、学ぶ楽しさを体感してほしい」というようなことをおっしゃっていまして、そこも私が考えていた中学受験の在り方とマッチしてたんですよね。

 

そして、これは日能研に3年通ってわかったことですが、先生方が上品な人が多いです。(少なからず、私が接してきた担任の先生方は日能研の卒業生の方で、品が良い雰囲気でした。人によっては頼りないというか、もっと厳しくしてほしいと思う方もいるようです。)

 

3,子供自身が塾の雰囲気が気に入った

三つ目は、娘が教室の雰囲気を気に入ったこと+途中でお友達に会ったことピンクハート

これは、かなーりデカいですね。もう大きな決め手はこれだと思います。浜学園の入室テストでは、保護者が教室までついていくのも、厳しい目で見られる雰囲気だったんですよ。

 

教室まで入っていいんですよ?でも、実際入っていくと、やや怖そうな先生がいて、あからさまに親は早く退室してくださいね、という雰囲気で。自立を促す目的だったのかもしれませんが、娘も怖気づいてなんとなく嫌な雰囲気だったようです笑

 

日能研は、体験授業の時に偶然小学校の同じクラスの子に出会いまして。Nカバン持ってるからすぐにわかりますよねウインク

 

道中、私もお相手のお母さんも、和気あいあいとおしゃべりして、毎週塾の送迎に付き添ってお茶したりして、そういう空気感で娘も安心できた!?ようですキラキラ

 

もう一つ付け加えておきたいのが、日能研は明瞭会計だったのも良かった点ですキラキラ

月会費に授業料+テスト代金も含まれるので、それ以外での費用は期間講習と小5くらいから始まる「特訓」という追加授業料のみ。

 

特訓は別に受けなくても問題なくて(とはいえ、小6になるとほとんどが受けるのですが、うちは受けない少数派でしたチュー

 

浜は、テストが追加料金とかで、結局月にいくらかかるのかよくわからなかったのと、4年生の費用しか教えてくれなかったので、6年生になるといくらになるのかが不明でした。多分、4年生時点でも日能研や馬淵に比べると高いので、かなり高くなるんだと思います。

 

馬淵は、授業料を教えてくれたものの、テストの追加料金が多くて、トータルで考えると日能研とほとんど同じでした。

 

結論としては、校風やクラスの雰囲気、中学受験の情報量を考えると、日能研が良いだろうということにハート

 

第一志望校に合格できたので、余計よかったなと思ってますニコニコ

難関校目指す子も、日能研でしっかり合格されていました。灘とか難関中の難関を目指すのなら浜の方が良いのかも?しれませんが、同じ浜でも通う教室で雰囲気が変わると思うので、いろんな塾の入室テストや体験に行くことは大切ですねキラキラ

 

というわけで、もし塾選びに迷っている方のご参考になれば幸いです爆笑