ゴールの決め方とは? | 戸崎文絵@ビジネス奮闘記

戸崎文絵@ビジネス奮闘記

はじめまして。

日々インプットした情報をアウトプットしていきます。

ハーバード・ビジネス・スクールが、
卒業生の10年後の経済状態に関する調査を行ったところ、

次のような結果になったそうだ。


・27%もの卒業生が、経済的な支援を必要としている。

・実に60%の卒業生が、収入ギリギリの生活をしている。

・快適な生活を送っている卒業生は、わずか10%しかいない。

・経済的に自立している卒業生は、たった3%しかいない。


この調査では、卒業生がゴールを決めていたかどうかについても調べているが、

ここで興味深い相関関係が浮かび上がってきた。




経済的な支援を必要としている27%の卒業生は、
自分の将来のゴールをまったく決めていなかった。


収入ギリギリの生活をしている60%の卒業生は、
生活していくうえでの基本的なゴールしか決めていなかった
(どうやって生活をやりくりするかなど)。


快適な生活を送っている10%の卒業生は、全体的なゴールを決めていた。
5年後の自分の姿については、イメージすることができていた。


経済的に自立している3%の卒業生は、
自分のゴールと、そこに到達するのに必要なステップを書き留めていた。

このように、

もはや耳タコな感さえありますが、

ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生でさえ、
経済的に成功している人は、自分自身のゴールを書きとどめているのです。


では、どんなことを書けばいいのか?

ゴールと夢との間には次に挙げる4つの違いがある。


1.具体的か
 金持ちになりたいというのは夢。
 100万円の収入というのがゴール。


2.実行可能か
 宝くじに当たるのは夢。
徒競走で勝つのがゴール。


3.時間を意識しているか
 100万円の純資産をつくるというのはゴール。
 5年後には純資産を300万円にするというのは、よりよいゴール。


4.現実的か
 5年後には純資産を300万円にするというのは合理的だが、
 4カ月で純資産を300万円にするのは無理。


ゴールは目標とも違う。

ゴールというのは長期的なものであり、対象範囲も広い。
具体的で実行可能、尚且つ期限があり
現実的なものを書くことが必要というわけです。


そして、さらに加えるなら、
具体的数字が含まれているかというのが重要でしょう。


というわけで、
ゴールが頭の中だけにあるという場合は、4つのポイントを意識して
書きだしてみるといいかもしれませんね。