(前回の続きです。。。)
前回のG模試の算数の解答では、
・ある問題より前は、解答用紙が埋まっていて、正答率も100%に近い
・それ以降は白紙
という感じでした。
5つの大問について、公開されている模試全体の正答率データを見ると、
大問1・2(全18問)は約74%
大問3・4・5(全8問)は約9%
傾向としては、息子の解答も模試全体の正答率に似ており、
ざっくり言えば「正答率が高い問題は取れていて、正答率が低い問題は取れていない」という感じです。
「皆が正解できる問題は手をつけており、皆が正解できない問題には手をつけていない。解答を書き込んだところは正解している。。。とてもあっさりとした解答用紙」
に感じます。
例えば、100点満点で70点を取るとして。
① 解答用紙の70%を埋め、正答率100%で、70点
② 解答用紙の100%を埋め、正答率70%で、70点
で解答用紙のはまったく違う印象になると思います。
結果として、今回の模試の息子の解答用紙は①です。
サッカーにおけるクライフの哲学を思い出します。
■魅了的、攻撃的にプレーすべき。スペクタクルであるべきだ。
■1-0で勝つよりも、5-4で勝つ方を好む。
全問題にチャレンジし、制限時間に解答用紙をなるべく埋めようとする②の解答用紙に、父はスペクタクルを感じます。
失点を恐れず、高得点を狙う、5-4で勝つ姿勢です。
一方、1-0で勝つは、失点(誤答)を避け、勝つために最低限の得点を狙う(正答できる問題を見極める)姿勢です。①のような解答用紙となります。
②の解答用紙を目指すことは、中学受験の本番ではセオリーに反するかもしれませんが、息子はまだ新5年生。本番まであと2年あります。
多少正答率は落ちたとしても、ガンガン飛ばして、解答用紙を埋めていく攻撃的な姿勢が必要なのでは?そんなことを考えるようになりました。
(次回に続く)
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