続きです。
父の手術が終わり、抗がん剤治療の時は弱ってるけれど、それが終わると元気になるのよね。
もちろん、元気になると当然口も頭も動くので、『ああしろ、こうしろ』と命令される





相変わらずの偏屈ぶり





辟易しながら、話を聞いた。
父は母の思い出があるこの家は、絶対に売るな。
仏壇は継承していってくれ!と。
もうずっーとこればっかり





私にも思い入れはあるけれど。
正直、母の居ない家は何処でも一緒やと思ったし。
絶対に売るな。と言われても、、、。
私ら三姉妹、三人とも結婚して家も各自買いました。
家も築30年ぐらい経っていたので、住むとしたら水回りはもちろん、ほぼリフォームが必要になるし(そのお金は誰が出すのよ?)
答えは1つしかないなぁ。と妹と話していました。
仏壇は、、、。
私が見ても良かったんやけど、我が家には旦那の父のお仏壇が(旦那は次男ですが、まぁ色々ありまして)あるので現実的ではないなぁ。と思っていました。
私の息子は軽度の知的障害もある自閉症。
妹2人の子供は皆んな女の子。
私達が死んだ後、お嫁に行くであろう子供達に負担は絶対にかけたくない。
早々に仏壇仕舞いの事も考える事になりました。
父が亡くなり、片付けや掃除をして半年ぐらいで家を売る事にしました。
家は当分は残しておいてもいいかな?と思っていたけれど、固定資産税は、住んでいなくても払わないとダメなのでそこそこの出費です。
お金がかかるのは、税金だけではなくて。
手続きをする行政書士に支払う金額もまぁまぁの高額料金。
片付けをするのにも、時間がかかったしお金もかかる。
ゴミを処分するのにも料金が発生。
こんなお金のかかる事、絶対に子供達にはさせられない。
ご先祖様も大事やし、思い出も大事やけど。
『生きてる人が1番大事☝️』
母が亡くなった時に、坊さんから聞いた言葉。
私も本当にそう思う。
実家の処分があったから、私は息子の為にも全て処分してから、、、と思っています。