人生の夏休み
さて、だいぶ投稿の間隔が空いてしまいました。
この間、脚の筋力低下で階段の昇降ができなくなり、
さらに洗濯物を干すときなど腕も上がらなくなってしまいました。
さすがに本格的に日常生活に支障が出てきたので、原因がはっきりしませんでしたが
検査入院して徹底的に調べてきました。
当初の予定では髄液検査の予定でしたが、結果的には筋生検といって
筋肉組織の一部を切り取って検査するというものをやってきました。
一連の血液検査やMRIや神経の検査では有意な病変は見つからずでしたので、
場合によっては筋生検の結果も不明だったり、半年かかるようなこともあるそうで・・・
2月に入院して筋生検をやってきたのですが、これを執筆している6月時点でまだ原因不明です。
一応、確定診断ではないものの、多発性筋炎の疑いということで医師推定の診断が出ていますが・・・
とはいえ、筋生検後にグロブリンという血液製剤の投薬治療をしてきたのですが、
これが効いたようで、徐々に足の筋力が戻りつつあります。
相変わらず歩行にはトレッキング用の杖を使っていますが、
最近は徐々に杖なしでも安定して歩けるようになってきたように感じます。
このグロブリンというのは献血から作られる血液製剤の一種で、
自己免疫系の疾病の治療に使用されるようです。
要は、免疫系のエラーで自分の筋肉を攻撃してしまっているのを、異物を身体に入れることで
そっちに目を向けてごまかそうという理屈なんだそうです。
何はともあれ、入院中に5日間の点滴(8時間×5日 長かった・・・)の効果があったようで、
退院前にはベッドから自力で起き上がれるくらいまで回復していました。
入院前は低いベッドで横になると自力で立ち上がれなくなっていたので、
ちょっとした感動モノでした・・・
とはいえ、脚の筋力を取り戻すためのリハビリはまだまだ続けています。
一説には弱った筋力を取り戻すには弱っていったのと同じ時間をかける必要があるという。
とすると、去年の10月頃から弱ってきていたので、入院した今年の2月までに悪くなった分を
取り戻そうとすると、リハビリで5か月は要するということになるのか・・・
と、単純計算すると今年の7月まではかかるということなんですね・・・
とりま、現状階段ののb織は何とかスムーズになってきているのですが、
階段の下りに不安定さが残っているので、ここがある程度自信を持てるようになれば
社会復帰できるのかなと考えています。
それまでは仕事を休みにして傷病手当も受給して生活していくことにしました。
これもまた会社側の理解もあり、助かっているところです。
しかし去年から立て続けに医療保険のお世話になることが起こっていますね・・・
これが厄年というものなんだろうか?
何はともあれ、保険を契約していたことでかなり経済的に助かっています。
もしもの時の保険とはよく言ったものです。
とりま、今の自分にできるのはリハビリを続けて元の生活に戻るということなので、
まずはスタートラインに戻れるようにできることを頑張っていきます。
ひとまずの生存報告でした。