ちょうど去年の今頃 | 東海林 順の一人旅

ちょうど去年の今頃

世間はGW終盤に向かっていますね。

父が脳梗塞で入院したのがちょうど去年の今頃でした。

進行性の脳梗塞ということで、入院後もどんどん脳梗塞の面積というか、

体積が広がってゆき、血液をサラサラにする薬を保険診療分以上に投与していた

と聞きましたが、それでも状況はどんどん悪化していく一方という中で

5月の連休前に緊急で手術をして、なんとか即死だけは免れたものの、

それからのち、2度と言葉でコミュニケーションを取ることはできませんでした。






今年の2月8日の夜に父が息を引き取り、

14日に葬儀をあげて、あれよあれよという間に今年もGWがやってきました。

まだ納骨していないため、まだ遺骨は実家に安置されていますが、

そのうちお寺に納めに行かないとです。

しかしお寺があるのは父の出身地である北海道なんですね。

まとまった休みを取っていくしかない感じですが、

まだなんというか、納骨する心の準備ができていないというか。

いずれどこかのタイミングで行くとは思いますが、まだしばらくかかりそうです。





しかし寒い盛りの頃に父が亡くなって、

北海道の寒さをなんとなく想起していたところだったのですが、

その間、これまた4月にお世話になった北海道の親戚が亡くなりました。

長いことがん治療されていたことは聞いていましたが・・・

4月とはいえ北海道はまだ雪が残る中でした。

そちらはちょうど北海道で仕事が始まっていた弟に行ってもらいました。

ここのところ身辺で不幸が続いています・・・

色々考えてしまいます。






そんな中、自分も去年の健康診断で指摘されていた糖尿病と心房細動の治療を始めました。

3月の初めに専門医を紹介してもらい、医師の指導でインスリン注射を始めたわけですが、

その甲斐あったのか、この先の経過によってはインスリン注射の量を減らしたり

飲み薬に移行できる可能性が出てきました。

それはそれで良かったのですが、迷っているのが心房細動を根本的に治療できる

アブレーション手術というものがあるらしいのですが、

これをやるかどうかという決断・・・

正直迷います。

これまで治療とか投薬とか何もしないできましたが、

特にこれといった不都合というか、不調はなかったですからね。

これをやることによって変に不調が出たり、

場合によっては手術失敗で死亡するリスクもゼロではないというところ。

健康保険の限度額適用認定証を発行してもらったので、

高額になる手術費の心配はひとまず解決しましたが、

実際に施術するかはまだ迷いが出ています。

今後安くない薬を一生飲み続けることになるのか、

手術で根本的に治療してうまいこと完治すれば血栓リスクとかもなく

今後の人生を送れる可能性もあります。

インターネットで調べたところ、足の太い血管からカテーテルを心臓まで入れて

異常な電気信号を出してるところを焼く、という内容で

費用は大体100万円程度〜っていう感じでした。

高額療養費の関係はどうにかなりそうですが、

手術自体にある程度のリスクはあるようなので、

そもそも心房細動と言われて15年近く経っていて

これまで特に不都合もなくやってきているという事実もあり・・・

むしろ手術を機に何かあるような漠然とした不安もあるんですね。

ちょっとすぐには答えが出そうにないので、しばらく悩みそうです。






とりま、今日のところはこんなもので。