地方公務員(町役場職員)を退職しました | 東海林 順の一人旅

地方公務員(町役場職員)を退職しました

さて、この度めでたく転職話がまとまりまして、

この春から東京でバイクのロードレース界隈で働くこととなりました。

とりあえず、明日の4月1日は東京の事務所ではなく、

栃木県の「ツインリンクもてぎ」改め、「モビリティリゾートもてぎ」にて、

レース運営の裏方仕事をしてきます。

レース写真を自分で撮りに行けないのがちと残念ですが、

仕事内容だけで転職を決意しているので、自分の決断と思えば納得できる・・・

せざるを得ないですね。

とにかく、今の自分にやれることをやってくるのみです。





と、いうことで、3月最終日の今日、令和3年度の最終日は私の地方公務員としての

お勤めも最終日ということで、退職辞令を交付され、晴れて一般人となりました。

んで、その後は自席やロッカーの片付けに最後の引き継ぎやなんやで、

結局終わったのが14時回った頃でした。

そこから茨城の実家まで直で帰ってきて、ようやく一息つけました。

なんだかんだで、色々な方から退職の選別もいただいてしまって。

嫌な思い出しかない職場だと思っていましたが、いいことも沢山あったんだなと

今更ながら思い出したというか、実感した日でもありました。

で、最後のケジメとして、全職員を前に、退職職員送別式にて挨拶をさせてもらい、

一応の心の準備が整ったかなという心境です。

まぁなんと言いますか・・・飲み会とかでもそうですけど、

自分の周りで潰れていったり取り乱してたりしてる人がいると

そのことで却って冷静になりませんか?

私はいつも飲み会で出来上がって潰れていく人たちを見送る立場でしたけど・・・

まぁ、私の先に挨拶した方達が泣き崩れてくれたので、

却って冷静になって淡々とした挨拶になったような気がしますね・・・

まぁ、あえて笑いをとりにいくような性格でもないですし、

自分のスタンスとしてはこんなものでしょう。

んで、式典後はこの役所恒例の退職職員を囲んでの記念撮影。

これ何回セッティングしたっけな・・・?

6年も総務課で人事だなんだでやってきましたから、

ほとんどのイベントの流れは熟知している・・・

まぁ若干つまらなくはありますけど、それはそれで、

何か仕込みがあったりするときに強烈なインパクトとなって

記憶されるのかもしれません。






思い起こせば恥の多い人生を・・・ではなくて、

沢山の諸先輩方を見送り、災害派遣の職員の方々を見送ってきましたが、

自分が見送られる側に立っていると思うと複雑な心境であります。

採用試験の朝、津波で被災した河口から、一階に瓦礫の詰まった

町営住宅の光景を今でも鮮明に覚えています。

その後の東日本大震災と原発事故からの復旧復興の最前線の混迷を極めた時期を

役場のみなさんと共にすごし、本当に様々なことを経験してこられたこと、

実に私にとって望外の僥倖でありました。

本日これをもって私は袂を分かちますが、役場の皆様には、

心身の健康にくれぐれもご留意いただき、今後ますますのご活躍を祈っております。

最後に、これまで大変にお世話になりました。ありがとうございました。





そう、こんな感じですね。

当たり障りのない、特に誰からも顰蹙を買わない挨拶文が出来上がりました。

退職しようと思っている公務員の皆さん!参考にしてはいけませんよ。

今後このブログの毛色がちょっと変わるかもしれません。

変わらないかもしれません。

まぁ、こんな調子でのんびり続けていきたいと思っています。

とりま、今日はひとまずこの辺で。