二度目のチェコ旅(その1) | 東海林 順の一人旅

二度目のチェコ旅(その1)

と、いうわけで、二度目のチェコ旅(その1)です。







突然始まりましたが、不肖わたくし、昨年、我が人生初めての海外旅行に行ってきました。

縁あって家族ぐるみで仲良くしていたチェコ人家族が、赴任期間を終えて本国に帰国したのが

昨年度末。

で、その夏に赤ちゃん誕生の報もあって、お祝いも兼ねてお土産持って訪ねてみよう、

ということになり、上手いこと夏休み期間を使って行ってきました。

いずれチェコ旅行記として記事にするつもりだったのですが、

記事にする前に二度目に行ってきてしましました。

なので、記憶の鮮明なうちに、二度目のチェコ旅を記事にしていきたいと思います。

ちなみに、2018年8月3日~9日までの日程でした。

昨年のチェコ旅行記は今年のチェコ旅の記事が終了した後に掲載します。

きっと。たぶん。










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で、今回も無難に成田空港から出発。

あちこち工事していますが、東京オリンピックに備えてのものなんでしょうね・・・

個人的にはオリンピックより優先すべきものが沢山残っていると思うが。

それはさておき、今回はFINNAIR という航空会社を使います。

昨年はアリタリア航空というイタリアの航空会社で行ってきました。

このFINNAIR ですが、文字通りフィンランドの航空会社で、

私の周りの「海外旅行に慣れている勢」のオススメ。

(大体セレブなのであまり参考にならないことも多いがw)

確かに アジア圏 ー ヨーロッパ便 に強い航空会社として評判も高い。

アジア圏にとってのヨーロッパのハブ空港なんだとか。

会社としてもアジア圏に力を入れているらしく、

キャビンアテンダントや空港スタッフに日本人が結構いるらしい。

で、チェコ共和国へは日本から直行便が出ていないので、

フィンランドのヘルシンキ空港で乗り継ぎ(トランジット)します。

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ちなみに、トランジットで2時間半ほどの余裕を取っています。

これは航空チケット手配の時に決めたもので、ヘルシンキ空港での乗り換えは

比較的簡単だとネットの情報にもあるんですが、念のためです。

最少乗り継ぎ時間は45分とかだったかな。

まぁ、これが幸いする事態になるのですが、それはまた後ほど。








で、さくっとチェックインを済ませて、当面の外貨を手に入れるべく、両替所(Exchange)へ。

ちなみに、€はどこでも交換できますが、チェコの通貨であるKc(チェココルナ)は

かなりのマイナー通貨らしく、第二ターミナルの端っこにある銀行でしか扱っていません。

とりあえず、当面の軍資金を€とKcに両替します。







その後、手荷物検査などの出国手続きを済ませていざ出発ゲートへ。


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いやいや、もう飛行機待ってるよw

ちょうど、荷物の積み込みを見ることができました。

この塊のどこかに我々の荷物が入っている・・・はず。

目立つ色のスーツケースではないので分かりません。









で、搭乗開始となり、さくっとチケットの座席へ。

さっそく、機内メニューをチェックw

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FINNAIR ですからもちろん通貨は€です。

機内メニューを注文する際、お会計はユーロですのでご注意を。

ちなみに、各席に350mL のエビアンが備え付けてあります。

水分補給用にクリーンアリアで水を購入して航空機に持ち込んでいたのですが、

キャビンアテンダントさんがしょっちゅう飲み物持って回ってきてくれるので

あまり必要なかったかも。

で、定刻通りに離陸したのち、待ち構えていたかのように機内食がw

もうなんていうか、「ヨクキタ!ココスワレ!ナニタベル?」的な・・・

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中学校の教科書以来の「Beef or Chicken?」ですよ。

私はBeef にしましたが、隣のChicken メニューを見てチキンの方が良かったかも、と思ったのは

内緒だ。

で、せっかくなので、飲み物に白ワインをいただきました。

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飲み易くて良かったです。

アルコールもきつくないし、牛肉に白かよ!?と突っ込まれそうですが、

食べたいものを食べて飲みたいものを飲むのが精神衛生上良いんです。

外野のことなんざ気にしない。

で、食後のコーヒーまでサービスしてくれるのがFINNAIR のいいところ。

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本当に息つく間もないほど頻繁に飲み物を持ってきてくれました。

ちなみに、私のオススメは、たぶん飛行機ではFINNAIR でしか提供していない

ブルーベリージュース!


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左の透明なカップに入っている方ね。

これが美味しかったんですわ。

お代わり二杯ほどいただきました。

初めて飲んだのですが、なんというか、惚れました。








そんな感じで日本の成田空港からフィンランドのヘルシンキ空港まで約10時間のフライト。

食事とトイレ以外はほぼ寝ていましたが、ここでFINNAIR のワランティをご紹介。

機内の客室グッツ類は殆どが かの有名なMarimekko製。

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ブランケットにナプキン、そして紙コップに至るまで!

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こういう展開もいいかもしれないですね。

まずワランティで手に取ってもらって、商機に繋げられれば。

まぁ、まずMarimekko ほどの知名度が必要なので、ハードルは高め。

他にも機内のカタログにはMoominshop とか iittala とかいずれもフィンランドを代表する

メーカーの製品がこぎれいな写真で紹介されていました。

まぁ、我々の目的地はチェコなんですけども。

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で、着陸まで二時間くらいとなったところで、二回目の機内食。

今回はエビピラフ。

これはまぁ、普通。

高度10000mで温かい食事をいただけることに感謝。

食後にコーヒーとブルーベリージュースをいただきましたw









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そうこうしているうちにヘルシンキ空港に着陸しました。

人生初!のフィンランドです。

とはいえ、トランジットの間だけの滞在ですけども。

で、前回のイタリアはミラノとの違いは・・・

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なんと、場内案内掲示板に日本語が表示されている!

なんというホーム感w

イタリアでは英語かイタリア語、せいぜい中国語でしたからね。

中国語も基本的な意味は分かりますが、やはり日本語表示があると理解が早い。


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で、手荷物検査を待つ際に、トランジット便のゲートを確認。

プラハ行は「29番ゲート」(この時は)

で、ヘルシンキではEU圏のパスポートと日本・韓国のパスポート所持者は自動入国ゲートが使えます。

後で知ったのですが、この自動ゲートが使えるのは10:00~17:00だそうです。

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さすがにEU圏はゲートが6台あるので通過が早い。

日本・韓国用ゲートは2台で回しているので多少遅いです。

が、それ以外のパスポート所持者用のゲートはごった返していたので、

国の信用度というものを考えさせられました。

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ゲート付近はもちろん撮影禁止なのでさっさと入国審査へ向かいます。

パスポートのICチップを読取機に指定通りに置いて、ゲートが開いたら入ります。

その後は正面を向いて(もちろん脱帽)写真照合を行います。

パスポート写真の撮影時よりかなり太っていたので若干心配だったのですが、無事通過。

で、奥のボックスに待機しているロボコップ似の入国審査官にパスポートとチケットを

見せるんですが・・・

ボックスに気づかずそのまま通過しようとした韓国人が目の前で止められていた。

そりゃあんた、審査なし(パスポートにスタンプなし)で通過できると思うなよ・・・

英語で指示されても分かんない様子だったし・・・

パニックにでもなったかな?

仕方ないので隣のボックスのこれまたロボコップ似のお兄さん(入国審査官)のもとへ。

ネット記事だと渡航日数や目的、次の目的地など聞かれるということだったのですが、

挨拶しただけでスタンプ押して通されました。

なんか拍子抜け。

まぁ、結構列が伸びていたんで、さっさと進めようとしていたのかもしれません。










で、母の通過を待って一路トランジットゲートへ行くところでハプニング発生!

ゲート番号29(シェンゲン協定国行)だったんですが、ゲート30以降(非シェンゲン協定国行)

側に出てしまいました。

間違いに気づいてすぐ警備員っぽい恰幅のいいお兄さんに聞いてみると、

いったん出て手荷物チェックして入り直しということに。

いやはや、トランジットに時間の余裕があってよかった。

まぁ、この入り直しの時にも英語の通じにくいアジア圏の人が引っ掛かっていて

若干焦ったのですが、無事再入場して一路ゲートへ。

途中、有名なMOOMINSHOP やMarimekko などお店を見たりして、

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その際、初めて€の買い物をしましたが、記念すべき最初のグッツは、やっぱり水でした。

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今まで見たことのないメーカー。

空港内だったんでちょっと高かったかな。

たしか3.5€だった。

北欧は税率が大変高く、全体的に物価も高いと聞いていますが、

そうなのかもしれません。

それはともかく、フィンランドでも空港の売店では英語で不通に買い物できました。

ちょっと安心。








で、目的のゲートを再度確認しようとボードを見てみたら・・・

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・・・

Oh! 18番に変更になっている!

幸いそれほど離れていなかったので余裕をもって到着。

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乗り換え便の飛行機も準備できているみたいです。

到着便より少し小型のものでした。

ヘルシンキ便ではあんなにいた自分以外の日本人が、

このゲートでは全くいません。

見るからにヨーロッパ系の人々だけ。

まぁ、変に気を遣わなくて済みます。









で、乗り換えてからも飲み物攻勢は健在でしたw

もちろんブルーベリージュースで。

フィンランドのヘルシンキからチェコのプラハへは約2時間。

早いものです。

前回と違って今回は普通にゲートに到着。

前回は飛行機からタラップで駐機場に降りて、そこからバスだったんですが、

今回はそのまま到着ゲートへ。

預けていた荷物が出てくるまで少し時間がかかりましたが、無事到着。

中身の75%はお土産なんだけれどもw

で、途中の自販機。

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チェコに来たらこれ。

MATTONI!

水以外にもフレーバー入りのドリンクも複数種類発売しているみたいで、

後に見たTVCM ではスイカ味が新発売になったとか。









そして、空港に迎えに来てくれた友と合流。

子供たちも元気いっぱいで嬉しい限り。

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現地到着時間は20時くらいだったのですが、チェコでのこの時期の日の入りは

大体20:30くらいらしい。

その夜は友人宅でお土産開封大会となりましたとさ。