全日本ロードレース(May30・31) | 東海林 順の一人旅

全日本ロードレース(May30・31)

さて、五月最後の週はバイクレースです。

ちなみにMotoGP もイタリアはMugello にて開催です。

どちらも盛り上がりましたね。

ドカのアレはアレだったけど。






それはともかくとして、土曜日はバイクで出撃。

朝の六時半ごろ出発して、ツインリンクもてぎには七時半過ぎに到着しました。

FP は八時半からなのでしばし待ち。

天気は快晴となり、日差しが痛いくらいでした。

ほぼ一日中デジカメで撮影していたので、手は甲だけ真っ黒に日焼け。

まぁ、手は日焼けに慣れているので、あまり大事になったことは無いのですが。

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ところで、先の事前テストの時とはカラーリングの違うマシンがたくさんいました。

なんだか新鮮。

午後からの予選は、気温も路面温度も上がってハイレベルな争いとなったようです。

今回JSB1000クラスの予選にはTOP10トライアル方式が導入されたそうです。

なんでもFPでの総合結果を基にトップ10を選抜して出走させるそうです。

で、サイティングとウォームアップをこなしタイムアタックを開始。

周回すべてを計時してその周の最下位を振り落としていくという・・・

うーん・・・

・・・

確かに「一時の緩みも許されない緊張感あふれるタイムアタック」ではあるんですが、

なんかこう、慣れないせいか、違和感がありました。

極端な話、10周回トップタイムを記録しないといけないということですから、

ライダーへの負担は相当大きいでしょう。

見ている方はなんというか、予選見ているというよりクイズ大会見ている感じ。

まぁ、それはいいでしょう。

※個人の感想です。







さて、決勝レースは日曜日。

今回は天気予報が怪しかったのでクルマで行きました。

混むと嫌なので土曜日より早めに出発。

思いのほかすんなりと近場に駐車できました。

バイクレースをクルマで見に行くのは二回目です。

今回は自転車を積載して行きました。

レース中、いろいろ回ってみる予定だったのですが、

予報に反して、あまりの日差しの強さにバックストレート中盤で定点観測w

体力なくなってるなぁ・・・

朝のウォームアップ走行の時はいろいろ動けたんだけども・・・











で、ウォームアップ走行後はレディースロードレースの予選。

冬コミで買った同人誌に登場しているJKライダーが参加しているやつですねw

同じ走行枠で、クラスが六つに分かれていて、結構複雑でした。

表彰式もクイーン/プリンセス○○クラス○位って紹介されてて、

ちょっとこんがらかりかかりましたw

そして、決勝レース一発目。

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J-GP3 クラスは相変わらずの10台前後の団子がいくつか形成されて展開。

私がいた場所からは

1コーナー~高速コーナー、S字、V字、ヘアピン、バックストレート~90度コーナー

までが見渡せる(個人的には)いい場所でした。

が、あまり回りに人がいない・・・

観戦にはいいとこだと思うんだけどなぁ・・・

まぁ、撮影スポットではないですね。

それはさておき、実況放送で言ってましたが、

このクラスには女性ライダーが結構参戦しているんですね。

この間見たBS12の全日本ロードレースの番組でも出てましたし。

世界選手権Moto3クラスにつながる若手の登竜門クラスとしての機能と同時に、

全日本では年齢制限がなく、ベテランも参戦しているので、

若手を育てるのに適しているクラスなのではないかと思います。








ピットウォークをはさんで午後からはJ-GP2クラスの決勝レース。

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相変わらずの高橋選手がぶっちぎりました。

序盤は出遅れた感がありましたが、先頭バトルしてたライダーが転倒してからは

二位以下を大きく引き離して優勝。

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偶然、決定的瞬間を押さえてました。

V字コーナーです。

日本ではぶっちぎりの高橋ですが、世界選手権に復帰できるんだろうか?

Moto2 での実績と今の彼の実力と・・・

明らかに周りのライダーとは、乗り方からして違うのがヘアピンでははっきり分かります。

モリワキの今の体制そのままでMoto2 クラスに挑戦できればあるいは・・・

余計な妄想はやめましょう。







その後はJSB1000クラス。

台数が多すぎて(エントリーは46台だったか)予選を2グループに分けていましたね。

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日本の実力者がそろうこのクラス。

とはいえ、10周もしないうちにバックマーカーが出てくるほどのラップタイムに差がある

レースというのはどうなんだろう?

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バックマーカーの処理がレース結果に影響するような事態は、

はっきり言って、興ざめします。※個人の感想です。

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最高峰クラスを称するなら、それ相応のレベルに達した「選ばれし者」しか出られない、

という方が魅力的だと思うのです。※あくまで個人の意見です。

それにやっぱり世界選手権との絡みも欲しいところ。

JRRのガラパゴス化を感じているのですが、

やっぱり最高峰クラスが世界に通じていない現状はなんだか「先が見えない」。

車両規定上、リンクするならSBKということになるかもしれませんが、

SBKは残念ながら日本では開催されない。

ガラパゴスケータイのように独自のレースとして定着すればそれでいいのか、

MotoGPやSBKに連なるようにするか、

いわゆる世界標準に合わせるか、今後の方向性も問われるでしょう。

なんだか詰まんない方向に話が逸れましたので、話を戻しましょう。

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加賀山選手のように二輪ロードレースを盛り上げようと、

積極的に外に出て行ってアピールしているライダーもたくさんいます。

かつての栄光を取り戻せとは言いませんが、

「プロライダーが食っていける」レースになってほしいと思うものです。

そのためには世界選手権のほうも改革が必要ですね。

世界戦で走るためには現状ではどうしても日本のライダーには敷居が高すぎます。

特にチームに持参金を持っていけないと、だめらしい。

なんだかなぁ・・・

夢と金と、難しい問題です。

よく、国を挙げての育成や支援、を耳にしますが、

スペインやイタリアのようにやっていくには、レースで食っていける環境が

どうしても必要です。

公営ギャンブルの方は賞金で暮らしていけるそうですが、

現状、二輪ロードレースは日本ではニッチな層となっています。

こんなこと言っておいて、サーキットが人でごったがえすようになったら

たぶんテレビ観戦に切り替えますけどもww








いろいろ好き勝手書きましたが、JRR最後はST600クラス。

これはSSPへ連なるクラスと考えるべきなのか、STK600なのか。

いずれにしても、世界戦とのつながりが微妙。

今となってはアジア選手権の方がレベルが高いという話もあります。

クルマのF1 はどんどんアジア開催を増やしていますが、

二輪ロードレースはまだまだ欧米中心です。

今後アジアへの拡大も考えられているでしょうが、

日本のロードレースも入り口だけでなく出口も考えなくてはならないと思います。

※いずれも個人の意見です。







そしてこの日最後はレディースロードレース決勝レース。

なんと予定では17時から!

この時期でなければ日が暮れてるわw

なんとなく締めのレースでマッタリした気分味わいました。








そんなこんなで、五月の最後はレース三昧でした。

しかし、帰宅後、悲劇が待っていました。(以下微グロ注意)























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日曜の夜からヒザ下が真っ赤に腫れ上がりました。

原因ははっきりしています。

日焼けです。

J-GP3決勝レース後、時間が開いたので、昼寝してしまったのです。

暑かったこともあり、ヒザ上までズボンの裾をまくっていたんですが、

そのまま直射日光を浴び続けていたんですね。

J-GP2クラスのサイティングラップの時に起きましたが、

その後レースが終わるまで、そのままでした。

結局、ST600クラスが始まるころ、ようやく風が出てきて裾を戻したのですが、

時既に遅し。

朝からサーキットに行って、16時くらいまでですかね。

日中殆どです。

日曜の夜は普通に風呂に入って、もちろん痛かったのでぬるま湯で汗を流して、

その夜は足に濡れタオルを当てて冷やしていたのですが、

月曜日には歩けないほどの激痛が・・・

ベッドから起き上がるどころか、少しでも足を動かすたびに激痛が走ります。

とりあえず、月曜日はずっと安静にしていました。

結局火曜日の朝になっても痛みは引かず、腫れていたので病院へ。

皮膚科を受診し、こうなりました。

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いやはや、自業自得ですけど、馬鹿ですね。

たかが日焼けと、日焼けを舐めてはいかんとです。

ちなみにこの記事を書いている水曜日、歩けるようにはなりましたが、

まだ足の曲げ伸ばしの際に痛みます。

医師にはもうちょっとだね、といわれました。

木曜日もまた病院へ行ってきます。

ちなみに、土曜日も一日サーキットにいたのですが、

デジカメで撮影していた手の甲だけ日焼けしましたが、

赤く腫れるようなことにはなりませんでした。

慣れてるからかな?

今後サーキットに行く特は、長袖、長ズボンを徹底します。