SBK第一戦Phillip Islandレポート前半 | 東海林 順の一人旅

SBK第一戦Phillip Islandレポート前半

SBKの2009年シーズンが始まりました。

モデルチェンジのYZF-R1・GSX-R1000・1198

CBR600RR・ZX-6R・デイトナ675の仕上がり具合には要注目です。

本日の会場はオーストラリアはフィリップアイランドです。

南半球はサマータイム中なので標準時-1時間です。

では、早速レース内容を振り返ってみましょう。


SBK-Race1


RACE 1

1 JPN Haga 34'22.631
2 GER Neukirchner 34'22.663
3 JPN Kagayama 34'27.978
4 ITA Fabrizio 34'29.218
5 GBR Rea 34'31.122



Wet Race 宣言の出されたRace1でしたが

結局最後の頃雨が若干ぱらついたものの

レースには影響が無く、皆スリックタイヤで走りきってました。

レース1ではオープニングラップから波乱が起こります。

ホールショットはテンケイトのレイ。

13番手スタートの芳賀は1コーナー時点で5番手にジャンプアップ。

コーナー前の縁石から切れ込んでくるライン取りで見事でした。

しかし開始早々の2コーナーでスピーズが押し出されてコースアウト。

解説の「Welcome to world SBK my friends!」に何故かウケタww

レースには復帰しますが最後尾に落ちます。

続く第一ヘアピンでキヨナリが多分コーサー辺りと接触して

転倒リタイア。

一旦はマシンに駆け寄り、起こそうとしますが

その後のグラベルを歩くキヨナリが右手首を気にしていたのが気になります。

その後 芳賀 は第二ヘアピンでインからラコーニを交わして二番手にうp。

20-22Lap ユッキーがファステストを出して追いかけてきます。

その翌周、1コーナーへの進入で芳賀がTOPに。

その後しばらく先頭集団は少々間隔を空けての9台の団子状態で進みます。

17-22Lap時点での順位は 芳賀-ラコーニ-ノイキ-カガヤマ-レイ といったオーダー。

16-22LapでApriliaを駆るビアッジと中野さんがそろって35秒台とタイムを落とします。

14-22LapにてノイキルヒナーがTOP奪回。

その後しばらくテールtoノーズの状態で進みます。

12-22Lapの第二ヘアピンでユッキーが三番手を奪い

その後は三番手の単独走行になります。

ここでちょっとアクシデント。

8-22Lapに突入しようかという時ネットのライブ映像が落ちましたww

その後数秒で復活しましたがびっくりしました。

実況スレでも「落ちた」とか「ドルナのよりは強ぇな」とか言われてましたw

7-22Lapではノイキがハイサイドになりかけますが持ちこたえてTOPを守ります。

その後レースが動いたのは5-22Lapの1コーナー。

進入のブレ-キングで前に出た芳賀がTOPに。

しかし、このまま決まるほどSBKは甘くなかった。

ラストラップに突入する最終コーナーからの加速で

ノイキが芳賀に並びかけ、1コーナーのブレ-キングでTOPを奪還します。

今期モデルチェンジした GSX-R1000 は

初期から加速・最高速が抜群にいい感じです。

そのままノイキTOPで終えるかと思いきや

ノイキは第二ヘアピンの進入でハイサイドを起こし

芳賀が再びTOPに。

そして最後は最終コーナーからストレートを押さえきって

芳賀Win!!

二番手のノイキとの差は0.032秒・・・

芳賀はゴール直前に左手をハンドルから離してブンブンやってましたが

ちょっとやばかったかとww

話が変わりますが、今期のアルスターSUZUKIのカラーはかっこいい。

黒地のマシンはテスト走行を彷彿とさせますが

これがレースを走っているとまた新鮮な印象です。

マシンのことを意識すると

RSV4とYZF-R1の排気音が若干似ている。

今のところ唯一のV4エンジンを搭載するRSV4ですが

二気筒の1198とも直4の他とも違った音がします。

しかし同じ直4のR1も他の直4とは違う音がします。

中継の映像からでも分かります。

同じYamahaのGPマシン YZR-M1 に似た音がします。

不等間爆発&クロスプレーン型クランクシャフトのせいでしょうか。

外観はともかく、エンジンはM1そっくりのようです。



Gdgd書いていたら長くなってしまったのでこの記事はここで終わります。

次はSSPとSBK-Race2について書きます。

それではまた。 ノシ