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災い転じて福、とできるか。

宮城の地震での土石流災害がかなり深刻なのは承知している。が、起きてしまったことなのでもうどうすることもできない。で、映像で見ていると、山崩れでできた断崖っていうのはもしかすると新たな観光資源になるような気がする。土石流災害で地下水脈がうごいたのだとしたら、山崩れを起こした部分で新たに高原湿地だってできるかもしれない。
考えてみれば明治時代の中頃に会津磐梯山の北側の山体半分が吹っ飛んだ大噴火がもとで五色沼みたいな裏磐梯の観光地が生まれたわけだし、軽井沢の鬼押出しだって似たようなものだ。だから今回の栗駒山だってそういう風にできるかもしれない。ヘリコプターで映されたあの土砂崩れでできた崖は、落ち着けば雄大な風景となりうるのではないか、と私は感じましたが?

災害っていうのは起こりうるし、起きてしまったら前を見るしかない。災いは転じて福となることもある。当該地域の早期復興を祈ります。

震度7というモノサシ

私は阪神大震災の時、東灘区に居て、地震からほどなく経って、その地区の震度が7であったという風に修正されたことがある。これ以後、震度5~6については弱と強という細分化がなされた。つまり、当局的には「震度7というのは普通まずありえない尺度」としたい、というような意図が見受けられるような気がするのだ。今回の地震についても、データ的には震度7のエリアがあるんじゃないかという記事が出てきている。後から修正するくらいなら最初から言えばいいのに。速報で出してはいけないというものではないし、子供の頃に百科事典を読んだ記憶では震度8まであった筈だ(今どうかは知らないけど)。どうせ予想外に...とか、想定を遥かに超える...とか言うエクスキューズをするわけだから、まず起こりえない震度的な位置づけを尺度の中に盛り込むっていうのはどうなんだろうね。

災害報道という名のおぞましい行為。

阪神大震災を直下で経験した人間としてはこうした震災のニュースはどうも他人事に見えない。罹災された方々にはまずお見舞い申し上げます。

今までにも他のところで書いたりしていますが、それにしても酷いのはNHKの災害速報。現場は修羅場になっている可能性が高いのにどうして現場の役所や消防の担当にまで電話をかけるのだろう?
彼らに電話に出る余裕があるのだろうか?彼らが電話で時間を取られている間に伝えられるべき情報が現地に伝えられないリスクは考えないのだろうか?
どうして現地支局からの報道がされないんだろう?ハンディビデオでも持ってリアルタイム取材すればいいじゃないか。
そしてどうして情報を全部中央から出すのだろう?それでアナウンサーの猫なで声で注意喚起とかしてもそれは現地には停電とかで届かないんじゃないのか?

災害報道といいながらやっていることが非常におぞましい気がするのだ。

多分気象庁は災害予測システムが初めてきちんとワークしたということも会見で話すだろうが、それらも全て対岸の火事を見るようなことなのだろう。ワークしたって出る被害が出るものだ。喜ぶのは学者と気象庁くらいのものでしょう。

報道は大事だ。だがこういう似非ヒューマニズムみたいな顔をした報道はいい加減にして欲しい。