オルタードスケールとは?
ジャズの理論を勉強してるとオルタードスケールなんてものが出てきますよね。このスケールはミクソリディアンスケールからドミナントコードの必須要件であるルートと3rd, 7thの3つの音は残して残りの音を別の音に振り替えることで生成されます。ミクソリディアンスケールがroot, 9th, 3rd, 4th, 5th, 6th, 7thとナチュラルテンションだけで構成されるのに対して、オルタードスケールではroot, b9th, #9th, 3rd, #11th b13th, 7thになります(3rdが4番目に来ますが)。このスケールはメロディックマイナースケールをロクリアンのポジションから始めることで生成できます。ミクソリディアンはダイアトニックスケール、もしくはアイオニアンスケールから派生しますが、オルタードスケールはメロディックマイナースケールから派生します。ということは、西洋音楽の和製的な問題はアイオニアンスケールとメロディックマイナースケールの機能性を理解すれば大枠は終了するはずです。メロディックマイナースケールはオルタード.アイオニアンとも解釈できるのですが、もっと簡単にいうと「長音階と短音階」という中学校の音楽の授業で学ぶことですでにその大枠が説明されているということになります。 ジャズの和声の理論書、分厚くて難しく見えますが、要点はそういうことです。マーク.レヴィンのセオリーブックのキモもこれであるように感じます。小難しいことを考える前に、アイオニアンから生成される7thコードとメロディックマイナースケールから生成されるコードを弾いてみたらわかりますよ。シングルノートでメロディを紡ぐことだけを考えたら、ジャズのセオリーなんて難しくありません。但し奥は際限なく深いです。だから面白いのです。