もしかして世界初?
今年の1月に本を出しました。父が活動の中心メンバーの一人だった流山市での常磐道の反対運動についてです。これは高速道路建設という国家権力と、新興分譲住宅を購入した翌年に道路計画が発表されたことに反対する沿線住民個人の生存権との相剋でした。10年に及ぶ自治体を巻き込んだユニークな活動とつくば万博というタイムリミットがあって住民の要求の通る結果となり、日本初の高速道路覆蓋化とその上部の有効活用がなされた事案となりました。今でこそ首都高の覆蓋化と有効利用みたいなことがニュースになりますが、これは40年前に実現したものなのです。で、検索をかけてみると、世界中を見ても高速道路を覆蓋化して利用したケースは極めて少なく、しかも「住民の要求によって高速道路を覆蓋化」したケースが見当たらないのです。もしかすると常磐道の流山から柏にかけての構造群は世界初のものかもしれません。常磐道が完全開通して40年以上が経過しており、これができたプロセスを知る人は地元でも少なくなりました。これはもう少し知られてもいいよなぁ、と漠然と考えています。何かいい案ないかなぁ。
ちなみに本はこれです。自費で1000部しか刷ってないし、行政法のコーナーで専門書に混じって売られているのでなかなか人の目に触れないのがちょっと残念です。ご興味のある方はネットで当たってみてください。