4管アンサンブルの楽しみ | music-geek

4管アンサンブルの楽しみ

トランペット、トロンボーン、テナーサックス、バリトンサックスの4管という編成のアンサンブルは非常にバランスが良くて、サイズ的にはスモールバンドに近いけど、サウンド的にはかなりラージアンサンブルに近いものが出せるように思います。このフォーマットが広く認知されたのは恐らくは1953年のデイブ.ペル.オクテット。このバンドはデイブがレス.ブラウン出身だったためかいわゆるウエストコースト紳士録にクレジットされることもなく、オクテットもジャズというよりはダンスバンド扱いされたようなのですが、この編成はケニー.ドーハムのアフロ.キューバンや1960年のフランク.ウェスやサド.ジョーンズのアンサンブルでも使われました。やや楽器の編成が違うものの、1955年のジョー.ニューマンも4管のアルバムが2枚あります。ともあれ、4管というのはスモールバンドの機動性とビッグバンドの厚みを併せ持つバランスの取れた編成と言えるのではないかと感じるのです。