英語の連体修飾の仕組み | music-geek

英語の連体修飾の仕組み

いい歳をして英語の学び直しをしています。一見難しそうに見えるけど実は案外シンプルなのではないかと考えていて、実際その通りなんですが、名詞修飾で後置修飾になるパターンの特徴がようやくわかりました。そもそも英文法と国文法では品詞の定義などに細かい齟齬があって、それが明快な理解の邪魔になっているんです。英文法での「形容詞」は名詞を修飾する品詞なので、国文法では「連体詞」です。国文法での「形容詞」にするためにはその前にBe動詞を置かないといけません。現行の英文法の参考書ではここが考慮されてないんです。これは近いうちにどこかに書くとして、形容詞(連体詞)の連体修飾について書きます。

 

基本的に連体詞と名詞であれば「前置修飾」になります。日本語と同じです。では例文を出します。連続する連体詞で書いてみましょう。

many beautiful song=多くの美しい歌

日本語と同じ並びです。連体詞は複数並べる事も日本語同様に可能です。ではこれを英文に組み込んでみます。

There are many beautiful songs.=多くの美しい歌があります。

 

では次に分詞を連体詞として使ってみましょう。

many fascinating songs=多くの魅惑的な歌

同じですね。ではこれを文に組み込んでみます。

There are many fascinating songs.=多くの魅惑的な歌があります。

 

ここまでは同じです。ではここで文「私にとって」という言葉を付け加えます。どうなるでしょうか?

There are many beautiful songs. →There are many songs for me.

これは前置詞句を付け加えることでできます。では分詞はどうでしょう。

There are many fascinating songs for me.

これでも問題ないですね。で、もう一つの手口があります。これが分詞の後置修飾になるわけです。

There are many songs fascinating me

関係詞節にもできます。

There are many songs that fascinete me.

形容詞(純粋に連体詞で準動詞の性格を持たない)のbeautifulではこの書き換えができません。別に通じれば良いので"there are many fascinating songs for me."ができれば会話的には全然困らないのですが、この手口も知っておかないと、というわけです。

 

名詞の後置修飾は準動詞である連体詞、すなわち分詞と不定詞にありそうです。では不定詞の形容詞的用法をみてみましょう。

「私にはピアノを練習する時間がありません。」

この「ピアノを練習する時間」っていうのをどう書くのか?ってことです。これをそのまま並べて

the piano play timeで文を作ると

I don't have the piano play time.となってしまい、持ってないのはピアノなのか?ともなるし、動詞の原形も2つあってめちゃくちゃです。

英語は言いたいことを先に言う言葉なので、まずは主語述語の

I don't have timeが先に来ますね。では「ピアノを練習する時間」をどうするか、と言うことで準動詞である不定詞の出番になるわけです。

I don't have time to play the piano.

これでしっくり来ます。つまり、不定詞の形容詞的用法は「名詞の後置修飾」になっているわけです。

 

つまり、英語での連体修飾に際しては、準動詞的な連体詞で名詞をセットにしないといけない場合にはそのユニットを後置して修飾する、と言うことです。

つまり、

「歌っている一人の女の子がいました」であれば

There was a singing girl.

ですが、公園で歌っている一人の女の子がいました、であれば

There was a girl singing in the park.

になる、ということです。

 

英語の連体修飾は大体こういうことではないかと思います。連用修飾についてはそもそも述語の品詞の定義が違うので比較して説明することはできません。個人的には国文法における連用修飾は英文法では「追加情報」になるのではないかと考えているところです。