アドリブ学習の落とし穴
ジャズってやってみたいっていう人はそれなりに多いみたいなのに、アドリブでソロを吹くっていうことになると尻込みしちゃうケースがとても多いように思えるのです。とても勿体無いなぁと感じます。音楽と言語ってコミュニケーションツールとしていると共通することが多いんですが、アドリブは強いていうと会話的な要素が強いんです。曲というワクの中で自由にやっていい、と。音楽理論は基本的にクラシック音楽がベースだから、基本的にはピアノの白鍵のスケールに乗ってれば良いのです。この上でシンプルなことから始めれば良いのですが、どうしてもジャズのアドリブというと速いフレーズを並べるだとか、ちょっとスケールアウトしたいとか、難解複雑系に行こうとする人が多いんです。もちろんそっちに行くにもスケールの機能性とかはきちんと学ばないとなのですが、そこをスキップして先に行こうとして玉砕するケースが大半です。会話と同じということは話芸などとも同じなのです。早口だけが魅力的なのではなく、訥弁で語るのも味わい深いものなのに、そこが忘れられてしまいます。小難しいフレーズを並べるよりも、ルイ.アームストロングみたいにシンプルに歌う方が説得力のあるものになると思うのです。
「間違えたら恥ずかしい」
という人も多くいます。が、ゲームであれスポーツ出あれ勉強であれ、全ての習い事は「練習の過程で間違えながら上達する」のが常なのです。その間違え方さえ個性的なのです。間違えることを恐れて躊躇すると結局練習ができなくなるので結果として上達しないのです(これ、外国語会話でも同じことがよく起きています)。
この辺りに壁を作らないようにすると上達が早いと思うのです。