消えた略語「ざんす。」
昔は東京にも方言があって江戸言葉なんて言われたものです。ほぼ絶滅しましたが、「ひ」を「し」と発音するなんてのもありました。他の方言にものこっていますが、言葉を簡略化して短くする、というのもありました。
「よろしゅうございます」という言葉、これがどんどん短くなっていくのがなかなかに面白いのです。
「ようございます」→「よござんす」→「ようがす」
という塩梅です。「ようがす」は自然消滅した印象がありますが、「ざんす」はトニー谷が「さいざんすマンボ」をヒットさせるくらい知名度も合ったし頻繁使われていた のに、1970年代前半くらいにいわゆる教育ママさんたちが使うワードとして強調されて消滅していったような感じがします(ざます、だったかもしれません。ざーますおばさんなんて言葉もあったし)。
最近の若者言葉で「あざす」ってのがありますが、その略語を作る手口が同じだなぁ、などと考えていたのでちょっと書いてみました。