wall of sounds / sheets of sounds
昨日、自分のビッグバンドでビル.ホルマンの譜面だけを演奏するというライブをやりました。スタン.ケントンに提供された譜面も何曲かあったのですが、当時のケントンのサウンドはwall of soundと形容されていました。ホルマンのアレンジは非常にゴージャスで、様々なカウンターのラインが交錯する音のタペストリーのようでした。コルトレーンの音楽がwall of soundに対してseats of soundと言われますが、演奏していてホルマンのアレンジこそseats of soundではないかと感じました。それとwall of soundというとなんだか大音量なイメージがありますが、決してそうで はなく、ある程度抑制された音量で様々なフレーズが明滅する感じなのだなぁ、とも感じました。ケントンOBのMike Vaxはケントンバンドは「ソフトに吹いた時が本当に美しかった」と言っていますし、Carl Saundersは若手に対してtoo big, too loud, too highになりがちであることに警鐘を鳴らしています。ゴージャスなアンサンブルの質感を決めるのは音量ではないな、という実感を得ました。昨日のライブ、前半だけストリーミングしたのですが、iphoneだから映像タカしれですが、生音ならではのキラキラしたサウンドは捉えられていたように思います。