トランペットはどこで支える? | music-geek

トランペットはどこで支える?

少し前にも「楽器は持つのではなく支える」ということを書きました。ヴァイオリンは顎で支え、サックスはストラップで支えています。ギターだってストラップで支えることで両手を自由に使えます。

ではトランペットは?

個人的には「下顎と左手で支える」が正解と考えます。

ペダルトーンを吹く時、多くの人がjaw dropと言います。ドロップするときに楽器も一緒に下げて上唇の可動領域を増やして音を出すわけだから、支点の一つは下顎と言って間違いないと思います。多くのメソッドで「顎は自由に」みたいなことが書いてるのはそういうことであろう、と。それについて詳しく書いているのはコステロ=スティーブンスのメソッドなんだけど、イラストのイメージとかで誤解されている感じも強くします。

もちろん下顎だけでは支えられません。もう一つの支点が左手になります。個人的には左手の人差し指と顎の2箇所で上唇に過剰な負担をかけないようにバランスを取る感じです。ポール.メイズのTLR(Top Lip Relaxed)もそういう感じに見えます。
トランペットを吹く時の唇の振動の主体は上唇なのです。口をエアを出すパイプとして捉えれば、パイプのボトムは舌です。だから舌と上唇でもアンブシュアは作れます。音は出せるんです。その逆は逆立ちしてもできません。振動体である上唇を如何に自然に保つか、が重要だと思えます。まだ自分自身はこれを縦横無尽にコントロールできていませんが、多分これが正解ではないか、と思っています。カール.サーンダースと生前話してたこととも符合することが多いと思います。近々映像作ります。