ジャズの効用
ジャズの演奏にトライすると良いことがたくさんあるような気がします。ジャズ以前に音楽を演奏することがプラスになることって多いんです。基本的にグループでの演奏になるので、良い音楽を作る為には周りを良く聴き、自分が音楽の中でどんな役割をしているのかを考えながら演奏しなければならないのですが、これって実社会での人との上手な付き合い方に直結してるんです。自分の我は通しつつ他人のそれとも上手く合わせながらトータルとして良いものをつくるわけですから。
ジャズの場合アドリブがあります。音楽の枠の中で自分のやりたいことを存分に主張できるのです。これだってただ1人でやりたい放題やるのではなく、周りの反応を聴いて受けたり流したりすると面白くなります。クラシックみたいに譜面だけだとチームプレイだけですが、ジャズではチームプレイも個人技もできるんです。そうした中で音楽的なチームワークも学べます(これはピーター.アースキンから直接聞きました)。アドリブソロは喋りみたいなものなのですが、早口でややこしいことを言ってコケるよりは訥弁でもしっかり言いたいことを言える方が良いですし、多少アラがあっても誠実な演奏であればそれは「良い」印象になるんです。表面的な巧さよりも「誠実さ」が大事なんです。
音楽をやることによって得られるプラスなことはたくさんありますが、「誠実であること」がとても大事であることを演奏しながら学ぶ(体得する)ことができます。まぁ音楽に限らないのかもですが、こんな理由でジャズやっておいて損はない、と思うわけです。言語を超えたコミュニケーションなので、言葉がわからなくてもソロプレイでお互いを認め合えるのはジャズくらいなものです。やらないなんて勿体無いと思います。