Be動詞は特殊動詞 | music-geek

Be動詞は特殊動詞

最近気がついたことなんですが、日本語で書かれてる英文法の参考書に書かれてる「一般動詞」って国文法の品詞分類で「動詞」なんですよね。日本語で述語を構成できるいわゆる「用言」には動詞、形容詞、形容動詞、名詞+助動詞があるわけですが、つまり動詞以外が述語になりうるわけですよね。しかしながら欧米言語では述語は全て動詞でなければなりません。なので、日本語で動詞を使わないで述語になっているものに対してはBe動詞をつけなくてはいけません。つまり、我々日本人にとってBe動詞は「特殊動詞」なのではないでしょうか?Be動詞の文は日本語にないシステムなのです。英語は「言いたいことを先に言う言語」のように見えるし、実際最初の3-4単語を見れば(平易な文の場合)誰が何をどうするのかが分かっちゃう言語です。日本語の形容詞の説明は状態を示す用言であるのに、英語における形容詞は「名詞を修飾する言葉」すなわち日本語文法における「連体詞」であって、Be動詞や他のいくつかの動詞とセットになって初めて日本語の用言としての形容詞となるという説明がお留守なのです。

 

英語の文法書はBe動詞から始まります。これは恐らくはイギリスの文法書がそうなっているからでしょう。そしてそれを読んで学習する対象はヨーロッパの人々、すなわち同じインド=ヨーロピアン語族の人が対象なのではないでしょうか?ウラル=アルタイ語族の言語の人を対象にしてるでしょうか?英語が主語述語で始まる文章であるならば、我々日本人にとっては一般動詞の文章から入った方が楽なはずなのですがそうなっていませんね。この辺りの工夫がないのが日本人の英語の学びを難しくしている要因かもしれません。