ルー.ソロフ氏が語ってくれたこと
過日、都内の音楽専門学校で、Lew Soloff氏のクリニックがあった。長年NYCで超一流のスタジオミュージシャンとして活躍してきた人ならではの重みがあり、非常に勉強になりました。
曰く、
Spirit:精神、っていうか心っていうか気持ちが音にこもっていることがまず大事だと。
Sound:自分が美しいと思う音、理想の「これだ」と思う音で、他人が一音聴いて引きつけられるような音を出すように努力をすること。
この二つがまず非常に大事であると。で、それに
『正確なタイム』(メトロノーム的正確なタイムということではない。きちんとin the pocketな感じでリズムに乗れるということのように思われます)
があれば、どんな音を吹いても、インプロヴァイズの現場ではそれは間違いにはならない。
ということ。理論だの技巧だの云々言う前にまずここを大事にしなさい、と。
もちろん必要最小限程度の音楽についての知識は必要だとは思うのだけど、これはとても大事なことです。音楽を評価する座標軸っていうのは『巧い、下手』っていうのと『良い、悪い』という二つがあります。だから下手だけど良い、と思うのもあれば、巧いけどつまらないということにもなるわけです。ソロフ氏の言ってることは『良い』音楽をするための必要最低条件なのです。
知識や技術があればあるだけ表現力は増すわけですから、技量も必須ですが、まずはそこだ、と。
よく、ジャズ好きな人達の間で、『技術じゃない、感性なんだ』みたいなことが言われるのはこの部分なのですね。ここをきちんと踏まえた上で技術を生かせ、ということです。
更に
そして自分の理想の音を追求する為に、自分の理想だと思う音楽家の演奏に近づけるように努力をしなくてはならないと。過去の偉大な演奏家達の歌い方を例えばレコードと一緒に合わせて吹いたりすることで少しでも自分の理想とするようなサウンドを獲得できるように努力すること。これを多くの過去のミュージシャンの名前を列挙しながら説明してくれました。ルイ、ディジー、マイルス、エラ、ビリー.ホリデイ、シナトラ、コンラッド.ガッゾ、 KD、コルトレーン、などなどなどなど大勢の名前が挙がりました。やはり歌い回しということでヴォーカリストのものを聴けということで、シナトラがその筆頭に上がってましたね。歌心のあるプレイというものがどうやって醸成されるのか、ということを如実に教えてくれました。そういえば、レコードに併せて吹く、なんてのは昔ランディ.ブレッカーに尋ねたときに彼が言ってたことでもあるのです。
つまりは
信念を持って愚直にやり通すことが一番大事、という職人としてごくごく当たり前なところに突き当たるわけです。 これは音楽だけではなく、全てに当てはまることだと思います。
分かってはいるつもりだけれど、やはりこのクラスの人が語ると説得力がありました。
曰く、
Spirit:精神、っていうか心っていうか気持ちが音にこもっていることがまず大事だと。
Sound:自分が美しいと思う音、理想の「これだ」と思う音で、他人が一音聴いて引きつけられるような音を出すように努力をすること。
この二つがまず非常に大事であると。で、それに
『正確なタイム』(メトロノーム的正確なタイムということではない。きちんとin the pocketな感じでリズムに乗れるということのように思われます)
があれば、どんな音を吹いても、インプロヴァイズの現場ではそれは間違いにはならない。
ということ。理論だの技巧だの云々言う前にまずここを大事にしなさい、と。
もちろん必要最小限程度の音楽についての知識は必要だとは思うのだけど、これはとても大事なことです。音楽を評価する座標軸っていうのは『巧い、下手』っていうのと『良い、悪い』という二つがあります。だから下手だけど良い、と思うのもあれば、巧いけどつまらないということにもなるわけです。ソロフ氏の言ってることは『良い』音楽をするための必要最低条件なのです。
知識や技術があればあるだけ表現力は増すわけですから、技量も必須ですが、まずはそこだ、と。
よく、ジャズ好きな人達の間で、『技術じゃない、感性なんだ』みたいなことが言われるのはこの部分なのですね。ここをきちんと踏まえた上で技術を生かせ、ということです。
更に
そして自分の理想の音を追求する為に、自分の理想だと思う音楽家の演奏に近づけるように努力をしなくてはならないと。過去の偉大な演奏家達の歌い方を例えばレコードと一緒に合わせて吹いたりすることで少しでも自分の理想とするようなサウンドを獲得できるように努力すること。これを多くの過去のミュージシャンの名前を列挙しながら説明してくれました。ルイ、ディジー、マイルス、エラ、ビリー.ホリデイ、シナトラ、コンラッド.ガッゾ、 KD、コルトレーン、などなどなどなど大勢の名前が挙がりました。やはり歌い回しということでヴォーカリストのものを聴けということで、シナトラがその筆頭に上がってましたね。歌心のあるプレイというものがどうやって醸成されるのか、ということを如実に教えてくれました。そういえば、レコードに併せて吹く、なんてのは昔ランディ.ブレッカーに尋ねたときに彼が言ってたことでもあるのです。
つまりは
信念を持って愚直にやり通すことが一番大事、という職人としてごくごく当たり前なところに突き当たるわけです。 これは音楽だけではなく、全てに当てはまることだと思います。
分かってはいるつもりだけれど、やはりこのクラスの人が語ると説得力がありました。