口の中に迫る凶器!本には感謝、ドリルが鳴いた | 子猫使いのやすしの日々

口の中に迫る凶器!本には感謝、ドリルが鳴いた

 今日歯医者に行ってきました。歯医者っていやですよね。自分の歯が今どんなマシンでどんなことされてるのかも見えないですし、机の上に並べられている機械はどれも恐ろしげに見えるし。今このキュルルルルーみたいな音で歯をガリガリされてるのは絶対ドリルだ。ドリルでおれの歯を削ってるなんて考えるだけで体が震えてくる。ドリルが終わって静かになったから、歯の状態でもチェックしてるのかと安心していたら、いきなり神経をガリってされて「あががっが」と泣きそうな声をあげてしまう。できればもう二度と行きたくないけど、一回で終わる訳もなく、次回の予約を入れることになる。
 歯医者に一度も行かずに生涯を終えることができたらとても幸せなことだと思います。

 で、最近読んだ本の紹介です。

弘海 息子が海に還る朝 (朝日文庫 (い67-1))/市川 拓司
¥525
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 「そのときは彼によろしく」で有名な市川拓司さんの作品です。またこれがやわらかい作品なんですよ。やわらかくて読んだ後に救われる、そんな本が最近増えている気がするのは気のせいでしょうか。いや、気のせいじゃない。だってたくさんあんだもん。
 こういった作品も前まではあまり好みませんでした。「ぬるい」なんて神様的なことを言い放ち、読んでる人を軟弱者が!と罵っておりました。
 でも最近は、こういう作品もありだなというか、けっこう好きです。自分が年を取ったからなのか、今まで隠れていた父性というものが現れ始めたからなのかわかりませんが、読んでいて泣きそうになります。首筋がヒヤリとして、あ、おれやばい、ってなります。
 
 しかし、本って面白いですよね。今まで読んでいて気持ち悪くなるくらいつまらない本に巡り会ったことのないぼくが幸運なだけなのかわかんないけど、どの作品も面白いです。作家さんにはどれだけ感謝しても足りないですね。