失ったものは戻らないんです | 子猫使いのやすしの日々

失ったものは戻らないんです

 よく思うんですよ。10年くらい前に戻りたいなって。
 いつまでもずるずる過去を引っ張りやがってとか思うんですが、思ってしまうものは止められないんですよね。
 10年くらい前のなにがよかったって問われても具体的には答えられないんだけど、なんか楽しかったんですよね。でも戻りたいなって思う理由はそれだけじゃなくて、たくさん後悔していることがあるから、後悔の念を消したいってのが主な理由なんですよね。
 今日も夢で10年くらい前の悲しかったときの夢を見ました。ああいう夢を見ると目が覚めたときに「なんで10年前に戻れないんだろ?」とかリアルに考えてしまいます。病気ですね。
 でも同時に例え戻ったとしても後悔の念がすべて消えることはないんだろうなとも分かってしまいます。むしろ戻ってしまった方が新たな後悔ばかり生まれそうです。
 今の自分とか環境にはけっこう満足しています。もし10年前に戻ったら今のこの自分と環境はきっともう手には入らないと思います。
 だから戻ることが必ずしも自分にプラスになるとは限らないんですよね。

 失ってからじゃないとほんとに大事なものには気付けない。もっとそのときに気付かせて欲しいもんです。

 なんかしんみりしてしまったんでここで例の本の紹介。


時生 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥790
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流星ワゴン (講談社文庫)/重松 清
¥730
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 あまり接点のなさそうな本ですが、両方とも時を超える物語です。
 両方ともすごくいい話しです。うるうるします、まじで。ぼくもこんないい話し作りたいです。
 今日の僕みたいに懐古主義になりやすい人にお勧めです。でも懐古主義がよりいっそう強くなるかもしれないんで注意してや。