旨さが辛いのか、辛さが旨いのかみたいな感じ | 子猫使いのやすしの日々

旨さが辛いのか、辛さが旨いのかみたいな感じ

 嫌なやつってのは世の中いくらでもいるもので、そんな嫌なやつらに囲まれて暮らしていると嫌な事件というのが起こるものです。

 嫌なやつが嫌な事件を誘発するのか、嫌な事件に感化されて嫌なやつが現れるのか、なーんてそんなくだらないこと考えてもいないけど、ダブルで重なるとかなり嫌ですね。

 いいやつがいい事件(ハプニング)を起こすというような楽しいこと、欲しいですね。


 なんかもうくさくさするんで、本の紹介して終わります。

残虐記 (新潮文庫 き 21-5)/桐野 夏生
¥420
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 この本はあらすじを言いますと、幼い頃に誘拐された主人公が大人になり、その自分の体験と想像を本にしたというものです(そーとー端折ってます)。
 ぼくはこの桐野夏生先生というのは、正直作家さんの中でダントツに一番「怖い」です。
 なんか非常に失礼な言い方ですが、化物と思います
 いくつかの作品を読んでいて共通するのは、そのずば抜けたリアルさ。まるで自ら体験してきたかのようにあまりにもリアルに書くから、読むたびに男なのか女なのか、若いのか年老いてるのか、そういう作家の人物像というのがぐにゃりと歪みます。
 
 かなりトリップできる本です。最近現実感ありすぎとぼやいてるあなた!おすすめですよ。