ビバ!大宮 | 子猫使いのやすしの日々

ビバ!大宮

 どうも軽く風邪引いたくさいです。鼻水が油断してるとポタポタ垂れます。

 こんなときはサクッと本の紹介したいと思います。

ランドマーク/吉田 修一
¥1,470
Amazon.co.jp
(読んだのはやはり文庫です)
 大宮が物語の舞台です。あまりにもリアルに書いています。たまに行くパチンコ屋が実名で出ていたのにびっくりしました。ぜんぜんわからないんですが、実際の店とかを小説に載せる場合ってやっぱマージンとか発生するんですかね?

 不思議な小説です。吉田修一さんといえばパークライフで芥川賞を受賞していますが、ぼくは吉田修一さんの小説で一番好きなのはパレードです。
 パレードを読まれた方は「怖い」という感想を持たれるそうですが、ぼくは怖いとは思いませんでした。
 5人の若者の話しなのですが、純粋にすごいなと思いました。それぞれ短編でもいけるんじゃないの?なんて思いました。短編だとあまりにも脈絡がなくなるんでやっぱり無理そうですが、言いたかったのはそれぞれのキャラがとても個性的なんだけど非現実的ではないっていうところ。個性的なキャラというのはいろんな人の小説に出てきますが、どこか非現実的な匂いがぷんぷんします。でも吉田さんの個性的は非常に身近な個性的で読んでいてとても唸らされます。うまい!もう一杯!みたいな。

 すみません、ランドマークの紹介でした。男性用の貞操帯を付ける男というのが、昔ジャンプで連載していた「ジャングルの王者ターちゃん」の中に出てくるアベベ(だったっけ?)を思い出さされちょっと含み笑いしてしまいました。そんな含み笑い要素もあり(ぼくだけかもしれませんが)、そしてなんと言ってもこの吉田ライクな「鈍い光を放つ錆びれたナイフ」みたいな文体!おすすめです。暇があれば500円くらいで買えるのでぜひどうぞ。


 小説のブログなのにまだ小説一度も書いていません。近日執筆!予定です。