突然、完済請求「困った」 貸金業規制法改正 思わぬ余波
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070115-00000006-khk-soci
(YahooNEWS 河北新報)
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昨年11月に廃業した京都市の中堅消費者金融
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これはひょっとして・・・・・・そう・・
↓これです。
在日北朝鮮系サラ金・・・・隠蔽したい物は何なのか
履歴改ざん指摘され廃業 消費者金融のプライム
http://ameblo.jp/disclo/entry-10020312250.html
そうです。
在日北朝鮮系の消費者金融で金主の筋がかなり悪いために
それと怪しい財務内容のために廃業したプライムです。
では今、河北の記事にあるようにあこぎな回収を行っているのはどこでしょう?
廃業といえば債権譲渡。
こんな筋の悪い金主を抱えた債権をまとめることが出来るなんてどんな金融屋なのか?
と思って見てみると・・・
なんと、表向きは孫さんと決裂したことになっているSBIではありませんか!
株式会社プライムの債権譲り受けに関するお知らせ
http://www.equalcredit.co.jp/HTML/news061208_01.html
(SBIホールディングス SBIイコール・クレジット)
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昨年の11月15日にいきなりの廃業で一ヵ月後に債権譲渡です。
しかもこの債権規模はSBIイコール社の現有債権額とほぼ同じ。
そして顧客数もほぼ同じ。
つまりいきなりSBIイコール社は自社と同規模の債権を買い取ったことになります。
それだけの大規模投資の決断と債権評価をたった一ヶ月足らずでやったことになります。
しかもプライム社の金主は筋が悪い。どうやってまとめたのか・・・・・一ヶ月で。
さすが決断の早いSBIだ・・・・って無理。
プライム社の廃業も突然のように報じられています。
履歴改ざん指摘され廃業 消費者金融のプライム
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?national_l+CN2006112001000616_1
(岩手日報)
つまり廃業届け以前にSBIとプライムは交渉していたのでしょう。
ひょっとすると「廃業」プランはSBIの指南かもしれない。
債権譲渡契約の内容はあきらかではありませんが
巧妙に「過払い請求リスク」を軽減させていることでしょう。
基本的に廃業しても過払いの債務は消えませんが
廃業となると実質的な請求は難しくなります。
譲渡債権と過払い請求・・・・このあたりと「廃業」プランはやはり関係ありそうです。
そこで何故か不思議なことに「SBIイコール社」サイトでは明示されていませんが(こっそりとはあります)
このプライム債権はSBIのサービサーにも譲渡されています。
しかも「共有」の譲受なのか分離取得なのかがまったく明記されていません。
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SBIイコール・クレジット株式会社及びSBI債権回収サービス株式会社による
株式会社プライムの債権譲り受けについて
http://www.sbigroup.co.jp/news/2006/1208_a.html
(SBI債権回収サービス)
つまり個別債権を評価して分離して譲り受けたのなら
個人情報保護法に抵触する可能性もあります。
それだけではありません。
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何が言いたいのかというと厳密に言うとSBIは貸金業法違反をしている可能性があるってこと。
債権譲渡の通知には内閣府令に基く結構厳格な要件があって
このようなケースの場合は
貸金業規制法(内閣府令)では譲受人からの譲り受けた旨の通知を規制しています。
(譲渡人から債権譲渡の旨を通知した後に、譲受人からも別途通知の義務がある)
いくら廃業していてもSBIと債権譲渡契約交渉をしていたのですから
本来は清算人名でもいいからまずプライムから通知をしなければなりません。
しかもSBIからの譲渡通知の「ご返済先口座番号」という重要事項を
いきなり誤記載して通知しています。
しかもこの債権譲渡に関する重要告知を
一旦はHP上に掲載したものの、やはり問題があると判断したのか
現在は削除しています。
(一ヶ月経って周知出来たという言い訳は通じません。)
SBIイコールクレジット
(現在)
表示されていた「お詫び」
株式会社プライムをご利用されていたお客様専用 ご返済銀行口座番号の記載誤りについて
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これも厳密に言うとおかしい。
債権譲渡の通知文面は内閣府令によって決まっていて
「ご返済用銀行口座の通知」という別文書での通知はだめです。
これでは消費者が混乱してしまいます。
その前に周知の前に削除するっていうのもいけません。
しかしこのSBIっていうのはコンプライアンスってことをどう考えてんでしょう?
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イコールクレジット(SBIグループ)のご意見箱
http://www.karireru.com/cgi/iken/index2.cgi?mode=page&code=equal
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結構貸し剥がししてますねぇ。
貸金業法上の「過剰貸付の禁止」を守っているつもりなんでしょうけど
消費者契約上、コミットした内容や錯誤を与える説明はご法度なんですが
新興の弱みですか。まだまだ発展途上のようです。
しかしSBIっていうのは北系のサラ金ばっかり買収しています。
話が早いからでしょうか?